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細マッチョパパになりたい

あなたは思い描く自分の理想像があるだろうか。

僕は常に傍らに潜んでいる。

その中で身体の部分は切っても切り離せない。

これから話すことは個人的な理想であることを前提に聞いて欲しい。

僕は男に生まれたからには、ガリガリやデブは論外だと感じる。

昔からガリガリで筋肉とは無縁だった僕は、デブよりかはマシだと思っていた。

しかし、近年その考えは覆された。

ガリもデブも一緒。

ゴリゴリのマッチョとはいかなくても、

誰の目から見ても細マッチョくらいの身体からがノルマだと感じた。

じゃあお前の身体はどうなんだ?と聞こえてきそうなので、正直に言うと今はガリガリである。

ガリもデブも同じと言っている自分がまさにガリガリの身体なのだ。

しかし1年前まではある程度筋肉質な身体だった。

週5でジムに行っていたし、筋トレで世界が変わったと言っても過言ではないほど、筋トレにハマっていた。

しかし、なぜガリガリにまた変わったのか。

それはランニングや断食にハマってしまったからだった。

有酸素運動を長時間、ましてや断食まですると筋肉がどうしても落ちてしまう。

それが積み重なって、今やガリガリに元通り。

しかし、最近また筋トレしたいなと思う体験をした。

それは銭湯でお風呂に浸かっていた時。

湯船に現れたのは、2人の子供を連れた若いお父さんだった。

不意に目をやると、お父さんの身体が細マッチョで引き締まった身体だった。

今まで銭湯で男の筋肉なんて見ることがなかった絶滅危惧種だったので、つい見惚れてしまった。

2人の子供と温泉を楽しむ細マッチョの父親。

画としては完璧だった。

自分もパパになったら、こんなかっこいい身体をしたパパになりたいなと確信した。

そこで筋肉がついてる人のかっこよさに再び気づいた。

やはり他人との差別化を図れるし、筋肉あるのとないとでは見栄えが違う。

銭湯に長らく行っているが、筋肉凄いなぁと思った人は細マッチョパパ含めても、片手で数えられるくらい。

それほどマッチョメンズは少数だった。

理想の自分はガリガリではなく、細マッチョくらいの引き締まった身体の自分だった。

ずっと見ないようにしてきたけど、理想の身体だった細マッチョパパが現実をこれでもかと見せつけてきた。

筋肉が嫌いな女性がいるのもわかるが、そんなことよりも理想の自分が筋肉を好きでいるのだから、それに応えるのがアイデンティティ。

それからというもの、状況的にジムに行くのは厳しい為、自重トレで体をいじめ抜いている。

マッスルメモリーを取り戻す為に、昨日より強い逞しい自分になる為に。

子供にも奥さんにもかっこいいと死ぬまで言われ続けたい。

あと理想の自分にもう一つ言いたい。

お前は音楽で成功してるか?


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