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エッセイ | 長嶋茂雄をラジオで聞く

 連日、大リーガー大谷翔平選手の活躍が報道されている。やはり持ってる人というか、スーパースターは違うなと思う。

 すごいな、と思いながら見ていて、ふと数ヶ月前に車のラジオで聞いた長嶋茂雄さんのインタビューのことを思い出した。

 私は長嶋茂雄さんが現役だった頃のことは、(話として聞いたことはあるが)ほとんど何も知らない。
 どちらかというと、芸人その他の人のモノマネを多く見た記憶のほうが強い。

 そういう印象が強くて、長嶋茂雄というと、面白いエピソードの宝庫であり、動物的な直感で動いている人というイメージが強かった。

 だが、たまたまラジオで長嶋茂雄さんのインタビューを聞いたとき、とても理知的な話し方をする人だな、と思った。

 とてもロジカルであり、話がとても分かりやすい。こんなに理路整然と分かりやすく野球について語ることができる人なんだ、と今さらながらに感じた。

 野球の分析というと、野村克也監督を思い出すが、長嶋茂雄さんの言葉のほうがロジカルで分かりやすく、野球を知らない人にも理解できる話し方をする人なのではないか?、とさえ思った。

 ついでに改めて、引退時のスピーチを聞いてみたが、内容もさることながら、観客の反応を感じながら、明瞭に話す姿を見て、カッコいいな、と。

 私は野球に詳しくないし、普段試合を見ることはないが、ファンとかアンチというものを超越する魅力があるのは間違いなさそう。


#引退スピーチ
#1974年長嶋茂雄



#引退直後のインタビュー

https://www2.nhk.or.jp/archives/articles/?id=C0011124


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