#自分語りは楽しいぞ
のっけから矛盾したことを言いますけれども、私は自分語りって好きじゃないんですよ。
だから、私と相対する人がいれば、相手がたくさん話して、私は聞き役に回るほうが好きなのです。
だってさ~、私にとって誰かと話して意味があるのは、相手からどれだけのエピソードを引き出せるかでしょ?
違います?
私が一方的に話したって、相手に私の情報を手渡すだけで、私には何も新しい情報が入って来ないじゃん。
でもね、相手の立場から考えれば、相手が私にいくら話って、相手にはなにも新情報はない。だからね、そういうのって相手に対して失礼かな?、と思い直して、自分語りに走ることがあるの。
悪いけどね、そういう感じだから、基本的に私は、好意をもっていない相手に対しては、自分語りなんてしない。
嫌いな相手だったら、二人の間に沈黙の時間が流れたって、それでいいわ、って思ってるのよ。
なのにさぁ、私が調子こんで、好意をもって自分語りをしてるとさ~、相手は怪訝そうな顔をするのよね。
そして、決まって言われるのは
「あきらさんは、あたしには興味ないんでしょ?」っていう言葉。
だからさぁ、私ってね、好きな人からは嫌われて、嫌いな人からは好かれるっていう傾向があるのよ。
ね、おかしいでしょ?
好きな人からは嫌われて、嫌いな人からは好かれるとき、なんか私ってバカだなぁ、なんて思うと、自分の愚かさを骨の髄まで感じられて「自分語りってなんか楽しい!!」な~んて思うのよね。
私はマゾなのかなぁ?
いや違う。
どちらからと言えばドSのはずなんだけどね。
いや~ん、でもドMかもしれないわ。
我ながらイミフになって来たよ~ん。
自分語りって楽しいかもね。
「バカじゃないの?」
「は~い、バカどぉえーす」
「『どぉえーす』とはドSのこと?」
私は自分語りをしたとき、こんな感じの自問自答しているのよ。
ははははは。
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