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腹をくくってマスクを作った(^^)/

とうとう、マスクを手作りした。

特別支援学校に通う、次男慎之介。給食配膳用にマスクを箱で学校においていた。

それが、なくなると「持ってきてください」と連絡帳に書かれるので、去年の年末にカインズホームで安かったマスクの予備を買っておいてあった。

でも、学校から「足りませ~ん」と言われる前に、新型コロナが日本にやってきた。

最初は、ふざけて「新型コロナってどんな車??」なんて言っていたけれど、日を追うごとに笑い話ではなくなった。

そうこうしているうちに、我が家の予備マスクもだんだんと残り少なくなってきた。。。

どんなに頑張っても、購入するのは不可能に近い。なんせ並ぶ気もさらさらないのだから。

Facebookでも友だちが続々と「手作りマスク作りました♡」とアップし始めた。

作るのか。。。めんどくさいな。

あ、取材したところの雑貨売り場に手作り作家さんの手作りマスク売ってたな。あれ、買いに行こう(^^)/

と、安易な気持ちで買いに行ってみた。が、時すでに遅し。
大人用のマスクは完売。子ども用と、小学生用が若干残っていた。

慎之介は今年の4月から高校生だけど、小学生張りの身長144㎝だから、小学生用で行けるか?と、とりあえず2枚購入。1枚400円。2枚で800円。

かわいいね。このマスク。

だけど、1枚400円を何枚も買うのでは、やっぱり高いので、腹をくくって「手作りしよう!」と決意した金曜日。

スキーシーズンも終わって暇になった週末。もちろん、STAY HOMEですよ。
気合を込めて作るために、ネットでいろいろと検索。

調べた結果わかったこと。
この、作家さんマスクのような、立体型マスクは布を2枚切らなくちゃいけない。
それに引き換え、サージカルマスクのようなプリーツ型のマスクは四角に切ればよい。2重にする場合は、その倍の大きさに切って、折ればよい。

まさに、ずぼらな私にはプリーツ型ではないか!!!!

さて、布やゴム。買いに行くのも面倒くさい。
ということで、以前友達がFacebookであげていた、「着なくなったTシャツを使ってマスク作ってみました♡」を思い出し、ビニール袋に入れられたままの小さくて着なくなったTシャツをガサゴソガサゴソ。

マスク嫌いの慎之介くん、大好きなミニオンズのTシャツを使ったミニオンズマスクならつけてくれるか??と、ミニオンズのTシャツを掘り起こし、型紙なしで、サージカルマスクを手元に置いて見本とし、Tシャツをチョキチョキとハサミで裁断。

ここで、気が付いた。
私のような大雑把な人間は、布をまっすぐ切ることができないのだ。
真四角に切るなんて至難の業。

だもんで、Tシャツというのは最善の選択だった。
真四角でなくても、引っ張れば伸びるし、なんとなくどうにかなる。

ということで、Tシャツを2重にして、間にフィルターのつもりで、バーバからもらったさらしを入れて、ひっぱりながらまち針で押さえて、ミシンが壊れちゃってるから、チクチクチクチクと運針ですよ。

そしたら、中学生の時のことを思い出した。

中学の家庭科では、夏休みの宿題が運針だった。

私の卒業した中学では、夏休みの宿題に運針というのがあった。

それは、さらしに赤い糸で永遠に運針をしていくもの。
手の使い方を学び、その通りにやる。

結構、みんなお母さんにやってもらっていたけれど、私はなんだか自分でやりたくて、100本だったかの運針をチクチクしていた。

その時の先生が崎山先生と言って、お上品なおばあちゃん先生。

結構、その崎山先生が好きで、先生からもかわいがられていた私は、へたくそなんだけど、家庭科いい点数もらえていたといういい思い出。

崎山先生、その節はありがとうございました。と、今さらだけどね(笑)

ということで、なつかしの運針~

崎山先生を思い出しつつ、チクチクチクチク。
使い古しのサージカルマスクの鼻の補強材のようなものを再利用して、手作りマスクの鼻の部分に入れる。

そして、耳のゴム。これもサージカルマスクのゴムをチョキチョキっと切って、プリーツの横に縫い付ける。

出来た。

布が2重なうえにさらしも入れちゃったから、暑いかな?とも思ったけれど、意外にも、着古したTシャツは肌触りがよく、そして思ったほど暑くなくさらりとした感触でGOOD JOB(^^)/

慎之介よ。これを毎日つけてくれ。
他のTシャツでもつくるからさ。STAY HOMEの間に。

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