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手の届く範囲なのに「助け合えない」街なんて

PIAZZAは、東京都内・川崎市内に4つのコミュニティ型スペースを運営しています。

エリアマネジメントチームでそれらの施設責任者を担う松本さんは、普段の表情や会話からも優しさに溢れていて、施設で働くクルーからの信頼も厚い。

「人との繋がりを大切に仕事をしてきた」と語る松本さんに、地域コミュニティへの想いをお聞きしました!


人とのつながりを大切にしたい

ーーはじめに、簡単に自己紹介をお願いします!

出身地は滋賀県です。大学卒業までは滋賀県で過ごし、その後は大阪→東京と住まいを移してきました。

大学では教員免許を取得し、教員の道を目指しましたが新卒で塾の先生になりました。そこから広告デザイン制作会社の営業→帰国子女専門塾の講師→社会人向けマネースクールの講師を経て今PIAZZAにいます。

様々な業種で働いてきましたが私自身は基本的に人と接することが好きで人との繋がりを大切にしながら仕事をしてきました。

PIAZZAでは「グロースリンクかちどき」「カフェ ピアッザ」「YASMO」の店舗責任者をしています。

オンラインだけでは実現できないリアルな場所でのコミュニティ作りにとてもやりがいを感じています。

休憩中のカフェクルー(右)とフランクに話をしている松本さん(左)

自分の手が届く範囲なのに、助けられない

ーーPIAZZAに入社されたのは、地域や街の暮らしに何か課題を感じていたのでしょうか?

数年前に結婚をして家庭を持つようになり改めて自分の住む地域、街はここでいいのかとこれからの人生設計を考えた際に真剣に考え始めたんです。

その時、これはよく言われていることですが、やっぱり地域コミュニティの希薄さを課題に感じました。

私の両親は福井県生まれだったので帰省の際は今でも福井を訪れます。そこでは隣近所、誰彼構わず挨拶が交わされます。

それに、畑でできた野菜や果物をお裾分けに持ってきてくれたついでに井戸端会議が始まります。(プライバシーが筒抜けだったりもしますが。笑)

祖父母は亡くなりましたが、生前は体調を崩してもご近所さんが様子を見てくれて連絡をくれたりしていました。

ご近所さんとのつながりが、「もしも」の時に頼れる存在に

ーー離れて暮らす家族や親戚がいると、誰かが体調を崩した時に気にかけてくれるご近所さんが1人でもいると本当に心強いというか、有難いなと痛感しますよね。

そうですよね。でもこういうご近所付き合いは、今私自身が住んでいる街ではあまり見られない光景です。

隣近所にどんな人が住んでいるか分からなかったり、挨拶を交わすことも少ないなと。

何か困ったことや地域の情報を知りたい時、周りに人がいるのに、ネットの力を借りる人がほとんどですよね。

これは個人だけでなく、街全体がそうだと思います。

もしかしたら近くで困っている人がいるかも知れないのに気付けない、自分の手が届く範囲なのに何もできない状態になってしまっている。そんな気がしています。

だから、もっと「声を掛け合う」「少しの助け合い」が気軽に出来る、そんなまちづくりや繋がりを作っていきたいです。

ーー自分にできる範囲で、気軽に助け合える地域の繋がりは理想的ですね。

地域の集まりに出るのは勇気がないし、話しかけるのもちょっと・・・という方も当然いると思います。

PIAZZAではデジタルとリアル、ふたつの側面から地域コミュニティが集う広場をつくっているので、そういう方にはアプリを通じて気軽に地域を感じてもらいたいですね。

そこからリアルな場へ拡がることもありますし、逆にリアルな場からオンラインへ輪を拡げていくこともできると思っています。

日常の中にまちづくりのヒントがある

ーー業務や社内で「これはPIAZZAらしいな」と感じることはありますか?

PIAZZAのミッションは「人々が支え合える街をつくる」ことですが、この「支え合い」は社内でも多く見られます。

例えば、何かの案件やプロジェクトが始まる際には関係各所で共有をしています。

するとすぐに、「別のこの案件と掛け合わしたら良くなりそう」「〇〇会社のナントカさんと以前お仕事したことがあるので繋げますね」と部署の垣根を超えてチームとして取り組もうとする文化があります。

ーーPIAZZAの行動指針でもある、まさにOne Teamですね!

あと、社員同士で街中を歩いている時もまちづくりのヒントになりそうなものがあれば「これは自分たちの取り組みにも活かせそうだね」「こういうコミュニティのあり方もいいね」と自然と会話が生まれています。

そういう何気ない日常の中にある「街」に対して、真面目に取り組んでいるメンバーが多い会社だと思っています。

デジタルとリアルを掛け合わせたまちづくりに関心のある方は
PIAZZAの「採用サイト」もご覧ください!

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