見出し画像

有事の時こそ必要な「徹底のリーダーシップ」

コロナの影響で、経済環境は有事の時となっている。私が経営しているスタートアップに置いてもプラス/マイナス問わず、大きな影響を受けています

先行きが見えない情勢の中で、いかに船を切って行くか、リーダーシップをどうとって行くべきか、非常に重要な局面にきている。

振り返ると4月はとにかくアクションを起こした月だった。速攻で守備をしつつ、その中でも、とにかく前に進めるアクションを心がけた(まだまだ十分に出来ているわけではないけど) 

GWに入り、知人が薦めてくれたこちらの本が届いた。

画像1

前回リーマン時に緊急執筆された本は、有事の時のリーダーシップ像を説いている。それもトップだけではなく、各部門/レベルごとについても書かれているので嬉しい。シンプルな言葉でとてもよかったでの記しておきます。そして柳井さんの紹介文もとてもよかった。

この書では「徹底した経営(manegement intensity)」をという言葉をおおく使う。

それは、事業運営及び社外環境を細部まで把握し、経営者が現場に積極的に関与して行く、ということだ

要は、単にレポートを見て判断するのではなく、自分が最前線にいき一次情報を仕入れ、そこからアクションまで実際にやれ、ということ。

それもただ現場に入ってやるとくことではなく、積極的に関与して行く中で、

現実を表に出し、その現実に対して決断力を持って取り組むことを通じて、経営者は、社員に勇気と希望を与えなくてはいけない

と。うん。本当にそうだ。本当にそうだ。本当にそうだ。

そして、「難局においてリーダーに必要な6つの資質」もまとめてありました。

1. 誠実であり、信頼できる存在であること(知的誠実さと謙虚さを忘れないこと。自分の限界を認め、社員の意見を聞くこと)

2. 社員や部下を鼓舞し、勇気づける存在であること(人が自分の創造性にスイッチを入れるにはビジョンが必要)

3. 現実と「生の情報」で繋がっていること

4. 楽観的な現実主義者であること(社員を達成可能なビジョンに目を向けさせ、勇気づける)

5. 細部まで徹底的に踏み込んで行くこと(社員と双方向のコミュニケーションを心掛ける)

6. 未来に打って出る勇気があること(想像力と胆力を持ち合わせ未来に賭けてで出る)

自分ではまだ不十分なところがたくさんあるな。。これはシンプルでわかりやすいし、自分行動を振り返るために小まめに見返したい。

また、こんな状況の時は、計画変更が免れない。年次計画ではなく、四半期・月単位でみる柔軟性が必要になってくる。そして、それはでもあくまで短期の話であり、中長期に目指していたビジョン・計画を「ぶらさない」覚悟が必要ということも、その通りだと思った。

様々な外部要因で目先の計画や、方法・手段は変わるが、そもそも目指していたビジョンをそれに伴い変えてしまうとゴールを見失ってしまう。今のの局面には必ず、フェーズ2があり、その先の未来はしっかり焦点を合わせたまま経営をして行かねばと強く感じた。

このような時期に人は試されるという。

「人々が支え合える街を創る」というのが私たちのミッション。

今こそこちらに忠実に、判断&行動をマックスで起こして行きたいと思う。そしてこの会社が社会に少しでもポジティブとなるよう最大限のリーダーシップを発揮していくぞ!

サービスを使ってくれているユーザーさま、パートナー企業のみなさま、社員・メンバーの皆さん、株主の皆さん、改めて機会を本当に有難うございますmm 

本はこちら⬇︎
https://www.amazon.co.jp/%E5%BE%B9%E5%BA%95%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%97-%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%83%B3/dp/4833419149



「人々が支え合える街を創る」というミッションを実現するためのスタートアップを経営しています。 www.piazza-life.com