pianoママ

ピアノ講師とベビーシッターとして現場で働いた経験から、ピアノ教育と幼児教育を融合させた…

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ピアノ講師とベビーシッターとして現場で働いた経験から、ピアノ教育と幼児教育を融合させた音楽教室を主宰。JADP認定チャイルドコーチングアドバイザー、チャイルドカウンセラ―資格を保有。子供の心理と脳へのアプローチで、効果的な教育法を研究中。3歳の娘にはバイリンガル育児を実践中。

最近の記事

我が子を褒めることは恥ずかしいことですか?

「うちの子、何一つ褒めるところがないんです」 「あの子、ほんっと何考えてるかわからないんです!」「私、そもそも子供って好きじゃないんですよ~」 これは私がピアノ指導者として、お子さんの前で保護者の方から直接聞いたちょっと気になる言葉です。恐らく多くの日本の親は、人前で子供を褒めるのは恥ずかしい、謙遜することが謙虚で美しく、むしろ相手への配慮みたいな雰囲気がありますよね。私がママ友たちと公園でおしゃべりしているときも、似たような会話になることがしばしばあります。自分もつい「自

    • 脳を刺激する効果的な語りかけって?~乳児期編~

      現在3歳9カ月の娘を持つママ&幼児~高校生までの生徒を持つピアノ教師です。 前回の記事では、赤ちゃん期に実践した脳を刺激する語りかけ法をご紹介しました。 1歳前後になると、立ち歩くお子さんも増え、脳に刺激を与えるチャンスが大幅に増えて行く時期です。表情や声かけに対する反応も豊かになり、「あぁ、なんて可愛いの!」と親バカっぷりも頂点に達した時期でもあります(笑) 赤ちゃん期にたくさん言葉のインプットを経験したお子さんは、ここから猛スピードでアウトプットを始めてくれます。言

      • 脳を刺激する効果的な語りかけって?~赤ちゃん編~

        現在3歳8か月の娘を持つママです。 子供の教育に携わっていた私としては、満を持しての我が子の子育て!!実践してみたい子育て法がたっくさんありました。 出産して我が子と対面して可愛い!!の次に感じたことは、 「早くこの子と通じ合いたい!!」 でした(半分職業病入ってます)。 ママの接し方次第で、赤ちゃんの脳はどんどん刺激を受けて感じる力や物事を記憶する力を伸ばしていくことができるのです。 私が0~10ヵ月くらいまで特に重視して取り入れてきた語りかけは、2つあります。

        • 「ことば」で気持ちを伝えるトレーニング

          自分の気持ちを伝えるのは得意ですか? 私自身、幼少期はあまり自分の気持ちを伝えることが得意ではなかったので、思春期くらいのときはけっこう悩んでいました。ちょっとした願望や本当は助けが欲しいとき、自分の中に溜め込んでしまうタイプだったかもしれません。 ピアノを教え始め生徒さんたちを見ていると、同じ年齢でも語彙力の差を感じることや、自分の意思が上手に伝えられる子とうまく言葉にできない子の差は何だろうと思い始めました。 我が子とはいえ別の人間ですから、「一体この子は何を考えて

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          30分のピアノレッスンから見える子供たちの可能性

          はじめまして。 十数年に渡るピアノ教授とベビーシッター経験、自身の子育て経験から見えてきた子供の「育ち」についてを中心に書きとめていきたいと思っています。 まず、私たちピアノ講師が一人のお子さんと関わる上で特徴的なのは、 「基本的に一対一の個人レッスン、かつ入会したら在籍年数が長い」 ことです。私の教室では、幼稚園・小学校低学年くらい~中学高校大学くらいまで、短い子で5年くらい、長い子では10年も継続して通ってくれています。子供時代の10年って、かなり長い間の成長をじっ

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