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脳を刺激する効果的な語りかけって?~乳児期編~

現在3歳9カ月の娘を持つママ&幼児~高校生までの生徒を持つピアノ教師です。

前回の記事では、赤ちゃん期に実践した脳を刺激する語りかけ法をご紹介しました。

1歳前後になると、立ち歩くお子さんも増え、脳に刺激を与えるチャンスが大幅に増えて行く時期です。表情や声かけに対する反応も豊かになり、「あぁ、なんて可愛いの!」と親バカっぷりも頂点に達した時期でもあります(笑)

赤ちゃん期にたくさん言葉のインプットを経験したお子さんは、ここから猛スピードでアウトプットを始めてくれます。言葉が出なくても、絵本を見て指さしを始めたり、言葉を理解していることが確認できます。

この時期からの語りかけ、声かけで特に重点を置いたことは

「肯定してあげること」と、

「言って欲しい言葉をたくさん語りかけること」です。

子供でも赤ちゃんでも、自分が否定されていることはわかります。言葉や行動を否定された先にある大人の事情までは理解してくれませんから、この時期は特にですが、この先もずっと我が子の存在や行動を基本的に否定しないで「見守る」ことを心がけてほしいと思います。

児童館やレストラン等で熱心なママさんほど「やっちゃダメなこと」をここぞとばかりに教えている方がけっこう多いのですが、これは逆効果だと私は思います。もし間違ったことを言っても、「ダメ」「そうじゃないよ」と否定せず、「ここをこうするとこうなるよ!」ともっと良くなるイメージを持たせたり、「あぁ、○○に似ていると思ったのね、確かによく似ているね」とか「色は同じだね、でもここが少し違うね」など最初から否定することを避ける言い回しが効果的です。これは小中学生相手でもかなり有効で、かなりの確率で相手を素直にさせるテクニックです。一旦共感してから多少修正を加える、といったイメージですね。

そしてもう一つ、子育てをしていて私の疲れが一瞬で吹っ飛ぶ魔法は、

「ママ、だぁいすき!」「ママ!とっても会いたかったよぉ」「いい夢みてね、おやすみ」

などと娘が言ってくれたときです。

子供は親の鏡、子供は親の言動をマネします。なので、子供に「いつかこんな言葉を言ってもらいたいなぁ」と思ったら、その言葉を心から我が子に浴びせてあげることをオススメします。

子育てはうまくいくことばかりではありませんが、腹が立っていても子供の一言でそれが一瞬で吹き飛ぶことはよくありました。そんな魔法の言葉を育てるのも、また親なのだと思います。ぜひ素敵な語りかけで、よりママを癒してくれるお子さんを育ててくださいね。

お読みいただき、ありがとうございました。


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