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30分のピアノレッスンから見える子供たちの可能性

はじめまして。
十数年に渡るピアノ教授とベビーシッター経験、自身の子育て経験から見えてきた子供の「育ち」についてを中心に書きとめていきたいと思っています。

まず、私たちピアノ講師が一人のお子さんと関わる上で特徴的なのは、

「基本的に一対一の個人レッスン、かつ入会したら在籍年数が長い」

ことです。私の教室では、幼稚園・小学校低学年くらい~中学高校大学くらいまで、短い子で5年くらい、長い子では10年も継続して通ってくれています。子供時代の10年って、かなり長い間の成長をじっくりと見られるわけです。恐らく習い事業界の中で大半の生徒さんがそれだけ長く同じところに継続して通うというのは、かなり長い方だと思います。

ピアノが上手下手関係なく、そんな風に子供たちを見ているといくつか思うことがあります。それは、

「その子がどんな風に成長していくか、だいたい予測がつくこと」

「お子さんしか見ていなくても、ご家庭でどんな風に育てられているか予測できること」


そうなんです。これは隠しようもない事実なのです。

言葉にすると当然のことのようですが、特に幼少期の日々の子育てがお子さんの未来を作っているということですね。

我が子には幸せでより良い人生を歩んで欲しいと思うのはどこのご家庭も同じで、熱心な親御さんもたくさんいます。が、その方法がちょっとズレていることもあります。

それって親が「子供という生き物」のことを知らなすぎるなぁと感じることが増えてきました。何かペットや生き物を飼育するときは、その対象のことをよく調べて「知る」ことから始めますよね。そしてよく観察します。

この当たり前のことが、日々の忙しい生活に必死で忘れられてしまっていることはありませんか?

お子さんを持つ親御さんだけでなく、お子さんをお持ちでない方やお孫さんのお世話をするおじいちゃまおばあちゃまも、ぜひ一緒に「子供のこと」を考えていきませんか。

私を含め、登場人物の個人が特定されないよう配慮して記事を書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

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