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作曲家・西山淑子さんインタビュー①

先日、「音楽と音楽と香りで綴る 金子みすゞとその時代コンサート」の
作曲家の西山淑子さんとFacebookライブで行いました。

そのインタビューの様子を
Youtubeにアップはしたのですが、
音声が二重になって聴き取りにくいものになってしまったので
文章でもお伝えしていきます。

だいたいは残しますが
お話で主要な部分を中心にして一部省略いたします。

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辻田(以下T);では早速ですが、西山さんの経歴をお伺いします
西山さん(以下Nさん);生まれは昭和でございます。

T;ご出身は?
Nさん;生まれは伊東(静岡県)なんですよ。

 (みすゞの故郷仙崎では)クジラ漁が盛んだったのですけれど、
 (みすゞが生まれたころには)生まれたころは盛んではなくて。
 最盛期が過ぎちゃった。
 江戸時代から、クジラの漁が盛んだったんですね
(※西山さんが幼少の頃は
 伊東ではイルカ漁が盛んだったそうです。
 現在ではあまり行われません)

 その捕り方はクジラもイルカも同じなのね。

 見たことがあるんだけれども、
 漁師さんが総出になって何隻もの船で湾に追い込むのね。
 
 漁師さんが出刃包丁を咥えて海に飛び込んで
 クジラの背中に飛び乗って、
 ばッと刺すんですよね。

 それで海が真っ赤になっちゃうのね。

 私も記憶にあるんだけれど、
 みすゞもそういうのを見たと思うんですね。

 それで(みすゞは)命の大切さとかを
 感じていたんじゃないかな。

 「大漁」という詩があるでしょ?

T:そうですね。

Nさん;『【一部略】浜では祭りのようだけれど、海では何万のイワシの弔いするだろう』
 相手の立場に立って、イワシの立場になったらどうなのよっていうね。

 小さいころからの土地柄というか環境だったと思いますね。

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次回は音楽の道に行くきっかけ。
え?西山さんがペット?

「音楽と香りで綴る 金子みすゞとその時代コンサート」
https://saipon.jp/h/misuzu_concert/

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