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『平均律クラヴィーア曲集 第1巻 1.プレリュード〜J.S.バッハ』ピアノ演奏の攻略note

J.S.バッハ作曲『平均律クラヴィーア曲集 第1巻 1.プレリュード』の演奏を攻略しましょう!

この記事を読むと、あなたの演奏をキラリと輝かせる秘訣がきっと見つかります。

早速、くわしい弾き方を解説します。

楽譜と一緒に、ぜひご覧ください。


この曲は一定の音型を用いて、和声の推移だけで構成されているのが特徴です。

1小節目で説明すると、左手の2分音符ドの上に音符が積み重なっています。

その次の音符ミも土台になる音符です。

その上に右手が16分音符で分散和音ソドミを2回くり返します。

ドミソドミソドミではなく、イメージはドミ(ソドミソドミ)です。

2拍目の後半を右手で弾いているときに、左手のドミが鍵盤から離れないように気を付けましょう。

左手の重なる2つの音を常に聴きながら右手を弾くと、とても美しくまとまります。

右手の音がパラパラと上っ面を弾いたり、ペダルで音を保持するのではなく、指で伸ばしながら弾くことを意識するためにペダルを取って練習してみましょう。

では、和音進行を理解するために、右手の音を三和音で弾いてみましょう。

1小節目はソドミ、2小節目はラレファという感じです。

和声がどのように変わっていくかを聞きながら、強弱に従って「この和音は明るく前向きに、この和音は落ち着くように・・・」など響きの変化を作ります。

常に音楽がどこに向かって進んでいるか、山と谷ということを考えながら弾くことが重要です。

そのためには、今弾いている音の先の音を意識する、ということを忘れずに弾きましょう。

慣れてくると、1小節2小節先のことを考えながら弾けるようになってきます。

音域の変化はチェンバロを意識しており、最後に元の音域に戻っているのも新鮮に感じますね。


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