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あんまり有名じゃないけど、凄い日本企業いっぱいあるよ。(ペプチドリーム編)

どうも、エージェント・にゃんぱすーです。
人材会社での勤務後、現在は個人投資家として生計を立てております。
株式投資をする上で、企業分析やファンダメンタル分析を行っていますので、投資家目線と人材コンサルタント目線の両視点で、転職や就職に役立つ情報の提供ができればと思っております。

今日は、凄い日本企業についてご紹介したいと思います。

新卒の方に特に多そうですが、日本の会社って時代遅れじゃね?
みたいな印象を持ってる方も少なくないかも知れません。
でも、実は超凄い日本の企業はいっぱいあるんです!!
我が国、日本の凄い企業を個人的な目線でご紹介します。

今日は大好きな企業の一つ、ペプチドリームをご紹介いたします。

ペプチドリーム株式会社
ペプチドリーム株式会社(証券コード:4587 東証一部)は2006年に設立されたバイオ医薬品企業です。当社独自の創薬開発プラットフォームシステム:PDPS (Peptide Discovery Platform System) により、多様性が極めて高い特殊環状ペプチドを多数(数兆種類)合成し高速で評価を可能にすることで、創薬において重要なヒット化合物の創製やリード化合物の選択等が簡便に行えるようになります。
得られたヒットやリードを元に開発可能な特殊ペプチドへの最適化、ファーマコフォアを使った低分子創薬への展開及びペプチド薬物複合体への展開が可能です。ペプチドリームはアンメット・メディカルニーズに対応し、世界中の様々な疾患で苦しんでいる患者さんの生活の質の向上のために、創薬研究開発の分野において世界的リーダーであることを目指しております。
※会社HPより抜粋



、、、、、、、、、、、、。はぁ?という感じですよねw

これを記載した担当者に一発ボディーブローを入れたい気持ちをグッと押さえて、ど文系の私が超簡単にご説明いたします。

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まずですね、医薬品は分子量の大きさによって種類があるらしく、下記に分けられます。
・分子量の小さい低分子医薬品(飲み薬など 💊)
・分子量の大きい高分子医薬品(バイオ医薬品 💉)

二つの医薬品には共にメリット・デメリットがあります。

・分子量の小さい低分子医薬品(飲み薬など 💊
飲み薬として量産・普及しやすいが、分子量が小さい為、身体中に広がってしまう。ピンポイントで病巣を狙い撃ちにできない。副作用の危険性がある。

・分子量の大きい高分子医薬品(バイオ医薬品 💉
ピンポイントで狙い撃ちでき、副作用もあまりないが、研究開発に莫大なコストがかかり、値段も高い。

そう、その中間に位置するのが、中分子医療品”ペプチド医薬品”です!
ただこのペプチド、多くの企業が2000年代に開発を目指したらしいのですが、体内の酵素によって分解されやすく、医薬品としての利用は不可能と考えられていました。

しかしっ、東京大学大学院理学系研究科教授の菅裕明さんが開発した「人工リボザイム」を活用するとこれまでのペプチドの数千倍の安定性を持つ特殊ペプチドなるものが作れるらしいのだ!

さらにっ、その特殊ペプチドを大量に生成することが可能で、

さらにっ、対象の病気に対して、高速で特殊ペプチドがスクリーニングをかけ、医薬品候補となる物質を探すことのできるシステムもを作り上げたのです!!




、、、、、、、、、。

まぁ要は、ペプチドリームの技術で、、


アルツハイマーや癌、エイズなどを直すことが出来る薬を開発することが出来るかも知れないのです。

また、この高い技術が世界中で認められ、メガファーマといわれる世界の大手製薬会社を含め、累計34社とパートナー契約を提携している、、。

また、創薬の分野に特化し、メガファーマと提携。リレー式の製薬ビジネスを展開。営業利益率2015年から2019年までの平均営業利益率は、52.2%と最強の利益率を誇る、、。


ちょっと凄すぎないか、ペプチドリーム!

このような企業が日本にあることを皆さん知っていましたか?日本も意外と捨てたもんじゃないでしょ?

また、6月16日、米大手製薬会社メルクと新型コロナウイルスの共同研究を始めると発表しました。今後の活躍が益々楽しみなペプチドリーム。

頑張れペプチドリーム!世界中の人々を救うために!

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。