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2021年12月の記事一覧

肝が弱ったときに注意することをまとめてみた

こんにちは! 養生担当 ”のぶ” こと千葉宣貴です。 ↓ 購読はこちらから ↓ 今回は 肝が弱ったときの養生 をお伝えします。 購読者の皆さん、宜しくお願いいたします。 はじめに「肝」は現代社会で働くあなたが最もいたわるべき臓です。 とくに先進国に暮らすかたは肝を傷めつけています。 そこで日本人は肝の養生が必須です。 この記事の目標は、肝が弱っていると気づいたときの注意点を理解していただくことです。 肝が弱っている日常生活のサイン事前に持病を含めて気づ

在宅鍼灸師の多職種連携 褥瘡編(後編)

HAMTマガジンで「多職種連携」担当のすぎやんこと鍼灸マッサージ師の杉下辰雄です。いつも購読していただき誠にありがとうございます。 定期購読はこちらから 前回、褥瘡編(前編)として、治療院勤務の鍼灸師やあん摩マッサージ指圧師にとって、普段は関わることが少ない「褥瘡」いわゆる床ずれについて触れました。 今回は、後編としてそんな褥瘡の中でも特に治癒が困難とされているポケットが形成され、なおかつ糖尿病の既往がありながら治癒した症例についてお伝えします。 今回紹介する症例は、

【ご自愛WEEK】ゴロー対策・久視編、"XXXXとにらめっこしすぎ"のご自愛

こんにちは。ご自愛担当"こず"こと ふじさきこずえです。『ご自愛』は読者の皆さんのご自愛のヒントに、そして患者さんへの生活アドバイスのヒントになるようなご自愛ポイントを中医学をベースにお伝えしていきます。 先月から『ゴロー対策』をお届けしています。 ゴロー=五労、五行論を人体に当てはめたものの1つで、五労は病気の原因となる日常動作の過剰をまとめたものです。 古代中国の医学総合理論書とされている『黄帝内経』にはこう書かれています。 「久視傷血、久臥傷気、久坐傷肉、久立傷骨、

よりよいケアのファーストステップ! ~包括的アセスメントを理解しよう~①全身状態・身体機能編

みなさんどうも!HAMTマガジン緩和ケア担当のいなとらこと古田です。 ↓ マガジン購読はコチラから ↓ この連載では【鍼灸師が知っておきたい緩和ケア】についてお伝えしています。 今回からは緩和ケアの根幹である「症状緩和」に関してお伝えしていければと思います。 鍼灸師として知っておきたいことや鍼灸師だからこそできることについても併せてお伝えしていきます。 今回は症状ケアの基本となる包括的アセスメントについてです。 この記事では、緩和ケア領域の中でも特に”悪性腫瘍”や”心

原型から学ぶ経絡の思想:流れる水は腐らない

こんにちは。ゆーのすけです。 今回も引き続き、経絡治療をおこなう上で知っておくとよさそうな経絡についての認識について共有しておこうと思います。 前回の記事はこちらです。 内容的には、前々回のこの記事を補足するような話になるかと思いますので合わせてこちらもお読みください。 経絡をしっかり使いこなすには、経絡の本当の姿、経絡とはどういうものか、よく知ることが大事です。しかし、経絡経穴の教科書では、本態まではわかりにくい内容になっています。筋肉の名前や起始停止は覚えただけでは

【ゼロから始める中医学】外から中を想像する!?〜蔵象〜

こんにちは、HAMTマガジン中医学担当のどらごんこと大西竜之介です🐉 今回から「蔵象」についてみていく。 いきなり蔵象と言われてもピンとこないかも知れない。 蔵象の「蔵」とは「かくす、おさめる」のことで人体においては内臓を意味する。 「象」は「かたち、ありさま、すがた」のことで体表の組織・器官に現れる様々な現象を意味する。 東洋医学では外に表現された人体の形象や現象が、五臓を中心とした体内の生理・病理を反映しているという考え方がある。 この両者の相関関係を体系化したもの

パーキンソン病に関する誤解。特徴的な3つの機能障害を知ろう。

ども、フィジカルアセスメント担当のてっちゃんです! 今回はパーキンソン病という疾患に関する理解を深めてもらうことを目的に解説していきたいと思います。 早速ですが、皆さんはこれまでにパーキンソン病患者を臨床現場で経験したことはありますか? 在宅現場で働いている鍼灸師の仲間に話を聞くと「今まで担当したことはあるけど一人だけでした」という意見も多く、臨床で診ることに不安に感じている人も多いのではないでしょうか。 パーキンソン病の場合、一般的な高齢者とは異なる点もあるため、変

在宅におけるリスク管理~クレームの電話がかかってきたら?~

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ぼくの一生、忘れがたい経験 〜鍼灸師の卵、はじめて患者を看取る〜

こんにちは!「プライマリ・ケア」を担当しています、てつこと長岡哲輝です。 気づけばもう12月! 秋から冬ってなんでこんなに時が流れるのが早いんでしょうね。 なんとなく秋ってエモい気持ちになりませんか?笑 ってことで今回は、ぼくの生涯忘れがたい、エモい経験をみなさんとシェアしたいとおもいます。 わたしの「プライマリ・ケア×鍼灸」という考え方の出発点になった症例です。 図やイラストは使わず、テキストのみでお送りします。 Iさんとの出会い、葛藤。鍼灸師の資格をとってま