トレーナールーム

マガジン:トレーナー ルーム

これまでTwitter(@physio_s)を中心に理学療法士、トレーナーの考え方やトレーニング、ケアについて発信していましたが、どこかに残しておける場所も必要ではないかと考えてnoteのマガジンとして残していくことにしました。

これまでの経験や知識、技術をテキストベースにして行こうと考えています。

対象は大きく分けて

①トレーナーが身近にいない選手
②トレーナー(学生含む)とトレーナーになりたい医療従事者


選手に関しては、トレーナーがサポートしていない環境にある選手たちに情報を提供します。

トレーナー関係は、これからトレーナーになりたい学生、若手トレーナー、トレーナーになりたい医療従事者など若くまだ経験が少ない仲間を対象にしています。

なぜトレーナールームをするのか?

トレーナールームを始める理由は、トレーナーがサポートしていない選手たちにもケガを予防してスポーツが上手くなって欲しいからです。

そして、これからトレーナーとして活躍したい若手トレーナーや学生、トレーナーになりたい医療従事者の活躍の場を広げていき、現場の状況や知識、技術を知って欲しいという考えが主な理由です。

これまで私は16年ほど理学療法士とトレーナーをしています。

私のキャリアに関しては下記に詳しく書いていますので興味がある方は読んでみてくださいね。

これまでの経験や知識をTwitterを中心発信して来ました。Twitterでは予想してたよりも私の経験談に対して多くのコメントや反応を頂く機会があり、これらの情報を必要としている人がいるのではないかと考えるようになりました。

セミナーや本、専門雑誌など多くの媒体を通じてトレーニング理論やケア方法、アスレティックリハビリテーションの情報は身近にあります。しかし、トレーナーのサポート条件やチーム現場の状況によって学んだことをスムーズ導入することが難しい場合が多いように感じます。

トレーナールームでは、

あまり難し過ぎない内容にしたとは考えていますが選手たちからはやや分かりにくい時もあるかと思います。そんな時はコメントにでも「ここわかりません!」と教えてくれれば補足したいと思います。

トレーナー仲間に関しては、学生や若手、これからトレーナーになりたい方に向けての書きたいと思います。これから書きますが、私の経験が少しでも参考になれればと思います。

トレーナーの成長とは機会に恵まれるかどうかが大きな分岐点となります。

嘘だと思うかもしれませんが、機会に恵まられるかどうかというのは運です。運が良ければトレーナーとして活躍することができます。ただし、その先からは実力が大切です。

ここでは、これから実力をどのようにして身につけていくのかそのような内容を中心として書いていきます。また、トレーナーのロールモデルとしての発信もしていきます。トレーナーとしての基礎的な考え方を掴んでもらいたいので1つのロールモデルとして見てくれればと思います。

トレーナーの活動は、トレーナー養成校を卒業してもどのような働き方をしていいのか判らない事が多いと思います。トレーナーの働き方に関しては、私なりの知見を書いていきたいと思います。キャリアアップに役立ててくれればと思います。

どのような内容を発信するのか

内容に関して言えば、現在のTwitter(@physio_s)で発信している内容を更にまとめたものになります。

主な相手はアスリートとスポーツに関わるトレーナー、理学療法士、鍼灸師、柔道整復師の方々です。

このトレーナールームは【全ての選手にトレーナーを】というのが目標です。チームや身近にトレーナーがいない選手にもトレーナーの知識とトレーニングを少しでも提供できればと考えています。

本や雑誌にそのような内容はたくさんありますが、ここで更に提供したいのはコミュニケーションです。トレーニングはトレーナーから一方的に提供されるものではありません。

必ずお互いのコミュニケーションによって成り立っていくものです。そのため、このトレーナールームではコミュニケーションを大切にしていきたいと考えています。コメントに「ジャンプ力を上げるためにはどうしたらいいですか?」「早く走るためにはどうしたらいいですか?」など質問をしてくれればその答えを届けていきたいと考えています。

そして、次にトレーナーになりたい学生や若手トレーナー、トレーナーになりたい医療従事者に向けてトレーナーのロールモデルとして知って欲しいという想いです。

これまで私のキャリアが少しでも役立てばと思います。

本や雑誌に出てくるすごいトレーナーではありませんが、「こういう感じでトレーナー活動ってできるんだな」とトレーナーになるハードルが少しでも低くなればと考えています。

私のキャリア

これまでのアスレティックリハビリテーション、トレーニング指導の対象は、プロ選手から小学生までと幅広いアスリートを担当してきました。
また、理学療法士やトレーナーとしては貴重な経験でもある診察室に入り医師のサポートをする診察介助、手術室に入り手術への参加など理学療法士ではおそらく経験することがない経験を積んで来ました。

そのため、アスレティックリハビリテーションに必要な全ての経験を一貫して学ぶことができました。スポーツ現場から診察室、手術室、リハビリテーション室、トレーニング、スポーツ現場の流れは本やセミナーでは学ぶことが出来ません。

今ではこのような環境を手にする事は難しく通常の医療機関ではまず出来ないでしょう。

理学療法士と同時にトレーナー活動も開始しています。はじめた頃はホワイトテープもカットできないレベルでした。そんな中、1つひとつと知識と技術を習得しながらスポーツ現場に出てトレーナーとしての活動を広げていきました。

理学療法士としての活動が8割、トレーナーの活動が2割の割合です。現在で言うパラレルキャリアとして活動してきました。

これまで、理学療法士としての知識と経験を中心にトレーナーとしてのキャリアを築いてきました。ストレングス&コンディショニング(以下S&C)分野もキャリアをスタートした当初から学び技術を身に付けてきました。これは理学療法士として勤務したスポーツクリニックがS&Cも当然のように業務としての環境があったからです。

当時、日本においてS&Cはまだ認知度が低く「筋肉つけたらパフォーマンス落ちるでしょ?」という考え方がまだまだ多かったです。ただ筋肉をつけるという考え方がまだ残っていたためそのような言葉を頂くことも多かったですが、今ではパフォーマンス(潜在能力も含む)を引き出すためにトレーニングする!という考え方に変化して来ました。

現在では、S&Cは専門トレーナーが専任としてチームに着くことが多くなっていますが、まだまだトッププロチームが中心です。プロ以外のチームではまだ兼任することを求められるためこれからトレーナーとしめ活躍したい方は是非ともS&C分野も勉強することをオススメします。

追記しておくと、基本トレーナーはチームの一員です。そのため他分野のことも深く理解する必要があります。トレーナーが活躍するときの問題で自分以外のトレーナーへの理解が足りない時があります。そのためにもお互いの仕事(他分野)を充分に理解した方が良い仕事ができますよ。

話を戻して、少し特殊な私のキャリアですが今では株式会社の役員です。

医療機関から株式会社で働きながらトレーナー活動も継続しています。

医療機関に勤めていた時にトレーナー活動を継続できたことは幸いでしたが医療機関では通常「トレーナー活動してきます!」「はいどうぞ!」という環境はそう簡単に生まれません。前例が少ないことに対して組織を運営する医療機関はそう簡単に外部で活動するのを公に認めることが難しいことが多いようです。

ただ、時代逃れとともにその考え方は変化して現在は比較的外部での活動もしやすくなったようです。これには医療機関での給与が上がらないことも一因かもしれません。

その他のキャリアについて

現在では、ヘルスケアビジネスを中心に起業支援や新規事業創出支援なども行っています。
オンラインでヘルスケアマーケティングを勉強する環境をTwitterとFacebookで提供していますので興味があればフォローしてみてくださいね。








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