批判中毒

 僕は、批判だけをして何もしない人のことを批判中毒者と呼んでいる。批判中毒はとても恐ろしい。まず、批判をすることにより、何故か相手よりも上の立場のような勘違いを起こす。自ら行動し、決断を行わなくても自身が賢くなったように思えてくる。そしてまた、次の批判を行う。批判中毒者は、自身の行なっていることの無意味さ、低俗さに理解できず、批判をするだけの無能力な人間と成り果てる。僕はこのよう人が現れたコンテンツは長くはないと考えている。中毒者を排除しなければ、腐ったリンゴと同じように組織全体が腐っていくからだ。
 ではどうすればいいのか。それは批判中毒者を相手にしない、同じ人間としての位置に立たせないような空気作りが大切だと考えている。批判はとても重要である。これは自明で、物事には必ず反省が必要だ。良いところ、悪いところを必ず分析し、次に繋げる必要がある。しかしながら意味のない反省もある。それは次につながらない反省だ。これはダメだからもうやめよう、成功するわけない、そう言った結論ありき、批判ありきの反省を行う人を批判中毒者とここでは定義している。そのような批判を行う人は須く、悉く組織から排除しなければならない。
 少々過激になってしまったが、少なくとも組織に意味のない批判を行うような人物を配置するメリットはなく、排除するのが得策である。そのようなメンバー、社員、国民の割合が増えてきた組織、会社、国は発展なく沈んでいくのみである。

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