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治療37日目、第2クール16日目「旅行で気を紛らすつもりが、関連付けていた」

2024年9月21日(土)治療37日目、第2クール16日目、休薬2日目

 朝6時30分起床。旅行最後の日。今日はホテルのチェックアウトがあるので、早めの支度が必要となる。そのため時間効率化のため温泉に行く。結局部屋付きの風呂に入ることなく全日温泉を利用した。運よくホテルの温泉には立ってシャワーを浴びることができるブースがあるのでそれを使うことで浴槽に入らない事が出来た。

 昨日の朝をもってカペシタビン錠の服用は終わった。今日は休薬2日目である。すこぶる調子が良い。頭はスッキリしており、治療中であることを忘れるようだ。ただ旅の疲れなのか、頭の中が透き通っているというわけではない。複雑なことを考えると、明らかに治療前と比較し処理速度が遅くなっているような気がする。重要なことは時間をかけて考えることにしよう。

 昼食後高校で元登山部だった息子に連れられ、旅行先の自然の中を歩き回った。苔むした地面にキノコが生えている林を抜け、澄んだ池を囲む遊歩道を散策した。市街地では教会や神社仏閣を巡り、心が洗われる気がした。旅行で気を紛らし、病気のことを忘れるつもりだったのだが逆に病気と関連付けて色々と考えることが多かった。それでもいい気晴らしになったと思う。

 これから一週間の休薬が始まる。副作用に悩まされなくていいこの期間を、気持ちをリセットできるイベントで始めることができたことに感謝している。

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