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治療26日目、第2クール5日目「癌DNAに結合するまで居てほしいが、困るなぁ」

2024年9月10日(火)治療26日目、第2クール5日目、カペシタビン服用5日目

 朝6時半起床。今日も頭が痛い。ズキズキする。ただ、意識が昨日よりはクリアな気がする。ほんのちょっとの改善だけど、それだけで助かる。朝のルーチンも今一つ気が乗らない。意思ではなく、指令で体が動いている感じ。シャワーを浴び、洗濯をし、朝食。朝食を食べている時に味に違和感を感じた。いつもより甘さを感じない。舌の先が若干バカになっているようだ。味覚異常の症状が出てきた様子。

 第1回目である前回のオキサリプラチン点滴の時もそうだが、日を置いて出てくる副作用があることに気づいた。第2回目である今回はそれが結構ある。例を挙げると

  • 頭痛

  • 食欲減退

  • 味覚異常

等である。前回も、

  • 欠伸をすると眼球の奥が痛い

  • 食べ物を口に入れようとすると顎に電気が走る

  • 便秘

 
などは点滴直後ではなく、後からやってきた。それらは今回、初日から始まりまだ継続している。つまり前回出現した主だった副作用(軽くなってはいるが)に加え、新たな副作用が日が経つにつれ発現していくというものすごく嫌な状況なのである。正直5日間我慢すればよさそうという見通しは甘かった。まだまだ苦しい日々が続きそうな感じである。

 ポジティブに考えれば、オキサリプラチンが体内から排出されておらず、その効果がまだまだ体内に残っているということ。オキサリプラチンは、その成分である白金が癌細胞内のDNAと共有結合をして架橋を作る。こんな感じ。

癌DNA - 白金 - 癌DNA

これにより癌DNAが自身をコピー出来なくなるという仕組みらしい。それを考えると、キチンと癌DNAに結合するまで体内に居てほしいが、副作用は困るなぁ。


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