見出し画像

鉄分を取るには!?

顔色が冴えない
立ちくらみが多いかも
そういえば健康診断で貧血気味と言われた

今のところ元気だし
そのうちどうにかなるでしょ

と放置しようとしていませんか?

貧血には重大な病気が
隠れているかもしれません。

ということを前回の記事(たかが貧血、されど貧血)
お伝えしました。

画像1

貧血とは
血液で酸素を運搬している
赤血球を構成する
ヘモグロビンという物質
が少なくなっているために
起こる病気です。

女性に最も多いのは
鉄欠乏性貧血です。

その名前の通り
鉄分が不足しています。


ちょっとだけ検査値が低かっただけだから
そのうちに正常値に戻るでしょ

と甘く考えていませんか?

画像2

症状としては
動悸、息切れ、めまい、立ちくらみ
肌荒れ、不妊症の原因
になることもあります。

鉄分をたくさんとればいい
というのは知っている。
栄養バランスをよく取るといい
というのも知っているけど

なかなか難しい

画像3

鉄分を多く含む食事は
レバーやほうれん草、プルーン
というのは聞いたことあると思います。

でも毎日それらを取るのは難しい。
レバーを毎日食べていたら
ビタミンAの取りすぎになります。

そしてほうれん草やプルーンは
吸収されにくい

なぜかというと鉄分は
3価の非ヘム鉄という状態では
吸収されにくいのです。
たったの2〜5%です。

しかも非ヘム鉄の状態では
腸内にいる悪玉菌が吸収し、
悪性度アップさせてしまいます。

便秘や下痢、吐き気などの
消化器症状が現れてきます。

画像4

それに対して
2価のヘム鉄の吸収率は
10〜20%

ではどうしたらいいのか?

それは
①ビタミンCと一緒に摂取する

ビタミンCと一緒に食べると
非ヘム鉄がヘム鉄に変換され
吸収されやすくなります。

画像5

②吸収の良いヘム鉄を摂取する

ヘム鉄を多く含まれているのが
赤身の肉や魚です。

吸収率がいいといっても
10〜20%ですので
その分、
たくさん摂取する必要があります。

最近は高タンパクの食事法が
これらの食品を多く摂ることになり
貧血対策には効果的なのです。

そもそも日本人女性は
慢性的なタンパク質不足
といわれています。

ぜひ
タンパク質を1日3回
摂取を心がけてください。

体調が変わってきますよ。

画像6

サプリメントでヘム鉄を摂取するのも
効果的ですが、
鉄過剰症の危険性もあります。

鉄過剰症の症状は
嘔吐,下痢,ならびに腸管
肝臓や心臓の損傷を引き起こします。

このように
闇雲に頑張るよりも
最短距離で最大限の効果が現れる
努力をした方がいいですよね。

よくない症状が出るなんて
もってのほか!

何が正しいか、何が効果的か
そのような判断に迷った時の
相談できる場を提供しています。

画像7


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?