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進撃の巨人ロス・・!!

楽しみの一つを失いました・・

ついに進撃の巨人が終わってしましました・・ 毎月9日になったところで
即効マガポケで観ていたくらい、毎月の楽しみを失ってしまったのです・・

でも最後の終わり方は進撃ファン納得の終え方だと思いました。清々しさすら感じた複雑な気持ちの涙で、個人的には読み終えることとなりました。

知人から勧められて読み始めた漫画でしたが、アニメ化された2013年から約8年も一気にハマっていたんです。当時ですら伏線回収のレベルが、それまでの漫画を凌駕していましたが、最終話近くの伏線回収に比べると、またさらに伏線回収レベルが格段に違います。特に第一話の伏線が最終段階で怒涛のように回収されます。作者の諫山先生はこれを最初っから頭の中に描いていたというから開いた口が塞がりません。しかもデビュー作というのです・・

海外にも受ける理由

日本が世界に誇る技術の一つとして漫画・アニメが特筆されます。それはこういった物語の意味合いを作る伏線が、そこかしこに細かく散りばめられていることも大きいのではないかな、と思います。YouTubeの関連動画では進撃の巨人は海外の人の評価がとても高いアニメとして多くの動画が存在しています。海外のアニメ事情はよくわかりませんが、伏線回収の数が多い分、読者の勝手な解釈を本当はこんな意味なんだよ〜、といい意味で矯正してくれるところが、文化圏が異なる海外の人にも受けている要素の一つじゃないか、と勝手に想像しています。伏線回収のタイミングであの場面はそういう意味があったのか〜、とそれまでの物語の解釈が変わると、物語全体の解釈も作者側の意図に近くなっていくと思うんです。その作者側の意図に近くなった物語の捉え方にあっても、気持ち的にはずっと複雑でした・・

色々な角度から考えさせられる物語でしたが、最初から最後までブレることなく、壮大な物語を丁寧に綴られていた印象です。

空想力

それにしても諫山先生の空想力に俄然興味があります^^; 玉石混交の漫画社会において、ちょっとでも人気が落ちれば打ち切りあたりまえな世界。しかも最初は絵が得意ではない印象でしたし、きっと周囲の人にその壮大な物語の一片でも話していたとすれば、笑われたりただ空想に耽っている人と馬鹿にされていたかもしれません。それでもずっと空想してきた頭の中にある物語を具現化したい、その思いを丁寧に丁寧に解像度をあげていったからこそ、最終的には多くの人を魅了し続けることができました。

頭の中に浮かんでくる空想イメージはどんな物語が描かれていますでしょうか? 漫画という形じゃなくてもまずは空想を留めてしまわないことから始めてみたいものです。そしてきっと空想が広がり解像度の上がったイメージからは、過去の出来事の解釈が変わってくるかもしれません^^

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