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【1月新刊】PHP文芸文庫6作品、一挙紹介!

みなさん、こんにちは!

こちらの投稿では、2023年1月12日頃発売のPHP文芸文庫6作品をまとめました。

気になる本が見つかると嬉しいです。

グルメ警部の美食捜査3|斎藤 千輪著

美食に目がない警視庁所属の警部・久留米斗真(通称・グルメ警部)と、そのお抱え運転手で大食い女子の燕カエデ。色気より食い気な二人が、なんと合コンパーティーに参加することに。

そこで出会った女性から、結婚詐欺師に騙されたと相談を受けたグルメ警部。その舌と推理が導き出す真相とは……?

老舗鰻屋のタレの行方、ランチ会メンバーのセレブ妻失踪事件など、今回も謎とグルメが止まらない!  大人気飯テロ×ミステリー第3弾!


天保十四年のキャリーオーバー|五十嵐 貴久著

天保14年。

7代目・市川團十郎は、自分を捕縛し、追放した南町奉行・鳥居耀蔵への復讐に燃えていた。

絶好の機会が訪れ、短刀を抜いたその瞬間、何者かの拳を喰らい、気絶してしまう。

それが、養父を無実の罪で陥れられ、團十郎と同じく鳥居への復讐を誓う鶴松との出会いだった。

目を覚ました團十郎は、鶴松とその仲間から、ある計画を聞く。
鳥居は富くじの裏(陰富の賭場)で百万両を溜め込んでいるらしく、それを根こそぎ奪おうというのだ。

團十郎と鶴松たちは手を組み、その算段を立てるが……。

一気読み必至の傑作時代エンターテインメント!


三兄弟の僕らは|小路 幸也著

両親は死んだ。

ある「秘密」を僕らに遺して――。

愛情深い父母のもと、平凡な毎日を送ってきた稲野家の3兄弟。

しかし彼らは、ある日突然、両親を交通事故で亡くしてしまう。

そんな3兄弟の家に、ほとんど面識のなかった母方の祖母がやってきた。

彼らは戸惑いながらも祖母と暮らすうちに、近隣の住民のトラブルや、自分たち兄弟の関係、そして亡き父母が遺したとんでもない「秘密」とも向き合うようになり……。

「東京バンドワゴン」「すべての神様の十月」シリーズの著者が贈る、若き3兄弟の成長を描いた心温まる家族小説。


喫茶ソムニウムの優しい奇蹟|忍丸著

ここは、夢のはざまの喫茶店。あなたの悩みは何ですか?

「わが家は幽世の貸本屋さん」シリーズで大人気の著者、最新作!

悩んでいる人の前に現れると噂の喫茶店・ソムニウム。

亡くした飼い猫に後悔を抱く女性、他人を優先しすぎて恋愛ができない男性、夢を叶えた結果、母親を失望させてしまったタクシー運転手……。

そこでは、わだかまりを抱えた客たちの「胸に咲く花」を対価に、不思議な店主が願いを叶えてくれるという。

「胸に咲く花」とは何か、そして店主の意外な目的とは――。
せつなくも心温まる連作短編集。


帝国ホテル建築物語|植松 三十里著

1923年に完成した帝国ホテル2代目本館、通称「ライト館」。

"世界一美しいホテル""東洋の宝石"として絶賛された名建築だが、完成までの道のりは、想像を絶するものだった――。

20世紀を代表する米国人建築家、フランク・ロイド・ライトによる飽くなきこだわり、現場との対立、難航する作業、襲い来る天災……。

次々と困難が立ちはだかったが、男たちは諦めなかった。

ライト館の建築に懸けた者たちの熱い闘いを描いた、著者渾身の長編小説!


京都祇園もも吉庵のあまから帖 6|志賀内 泰弘著

京都、祇園の片隅にひっそりと佇む「一見さんお断り」の甘味処「もも吉庵」。

店を営むのは、元芸妓のもも吉。メニューは「麩もちぜんざい」のみ。

この一風変わったお店に、今日も「わけあり」のお客が訪ねてくる――。

「冤罪を晴らす神社はありますか?」、そう訊ねる女子高生の心に秘めた罪と恋。

もも吉庵の飼い猫にまつわる過去と、祇園の人びとの「やさしい嘘」。

商売に身の入らない骨董商を改心させた女性秘書の純真。

能率・効率を追求した経営者の窮地を救ったある約束……。

女将であるもも吉の、辛口ながらも温かな言葉が、悩める人びとの心に一条の光をもたらしていく感動の人情物語。


以上、1月発売のPHP文芸文庫6作品のご紹介でした!
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