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Z f + Megadap ETZ21 ProでEマウントレンズを使う

Megadap ETZ21 Proとは、EマウントレンズがZマウントカメラで使える電子マウントアダプターだ。
規格の違うレンズがカメラに装着できるだけでなく、AFなどレンズROMの機能がカメラ側に反映されるのが最大の特徴だ。
今回は、Nikon Z fで手持ちのEマウントレンズが使えるのかテストしてみるよ。

Megadap ETZ21 Pro
Z f + Megadap ETZ21 Pro + FE 20-70mm F4 G マウントアダプターを挟んでいるとは分からない薄さ
Z f + Megadap ETZ21 Pro + SHOTEN LM-SE M + 7artisans 50mm F1.1 禁断のマウントアダプター2段重ね

AF-Cの動作が不安定なので動画撮影は期待できない。

このカメラの特徴はROMが入ってないレンズでも被写体認識が使える点で、認識した状態で拡大ボタンを押すと、その認識しているところが拡大される。例えば人物の瞳を認識していれば、その人物が画面のどこにいても、その人物の顔が拡大される、というわけ。
手ぶれ補正に関しては、焦点距離を登録しておく必要があるのは他社と同じ。
レンズ情報手動設定で絞り値がF1.2より明るい値が入力できないのが残念。当然、7artisans 50mm F1.1もF1.1が選べない。フジのように名称も登録できればいいのに。

APS-C用レンズはDXサイズには自動で切り替わらないので手動で切り替えることになる。

そして、ROM入りのレンズはAdobe LightroomでRAWデータを開くとレンズ収差は補正されないが、これはレンズメーカーがNikonになってしまい、レンズモデルが正確に反映されていないようで、手動でメーカーを選んでからレンズモデルを指定すれば補正データが適用される。
面倒ではあるが使えなくはない。プリセットを作って、一括処理すればラクかな。

初期の値
手動で補正後

Adobe Lightroomで開くと、NikonのFE20-70mm F4 Gとなっている(笑)

Eマウントのフランジバックが18mm、Zマウントが16mm
わずか2mmの厚みに機能を入れたのは驚きだ。
配線をつなぎ変えただけだったりしてね(笑)

※この記事は2023/10/29のWordPressで公開したものです

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