資格取得は役に立つのか?を考えてみた。

資格取得が役に立つのか?という問いがよくあります。
世の中には多くの資格があるにもかかわらず、多くの人は、資格は役に立たないと言われます。
なぜこのようなことが起きるのでしょうか?いくつかの観点で説明したいと思います。

1、そもそも資格とは何か?
資格には大きく2つのものがある
 ①その職業に就くためやその作業を大なうためには必ず必要なもの
  例えば、医師免許や弁護士、運転免許などがその資格に当たる
  この資格の場合は、必ず取得義務があるので、扉の鍵のようにない
  と先に進めない。先に進むためには、役に立とうが立たまいがとに
  かく受かる必要があるのです。
 ②①のような制限はなく、スキルの証明としてのみ存在するもの
  TOEICや情報処理系の試験や、色彩やファッションの資格などもあ
  るようです。この資格の中で、たまにTOEICなどのように、企業内の
  昇格や、採用の条件にしているようなものもありますので、少し①
  に近い要素を持っているものもあります。

2、役に立つ立たないの議論がなぜ出てくるのか?
役に立つというのは、仕事で役に立つかどうかを言われるのがほとんどである。多くの資格は知識を問うものであるので、仕事との能力のごく一部であるので、当然、資格だけでは役に立ちきれないのである。
※資格を取ろうとしている人は、この原理原則を理解しておく必要がある。
 それを理解していないと、資格を取ったことが、スキルアップしたこと
 の証明としてアピールしてしまい、逆に評価を下げる可能性がある。
 これは社会人大学で学ぶことも同じです。

3、本当に役に立たないのか?
資格を取る上で、知識を習得することがあれば、間違いなく個人としてのスキルはアップすることになると思います。そのための勉強のプロセスもスキルアップにつながっているでしょう。役に立てれるかどうかは、その人次第です。役に立てるには、そもそも仕事でどのように生かすのかを理解しておく必要があります。
少なくても周りの人間のほとんどは、その資格取得には意味がないと思っていますから、繰り返しですが資格取得アピールは避けてください。
あなたが出すべきなのは、仕事での成果なのですから。

わざわざ時間を取って勉強するわけなので、ぜひ意味のある資格にしてくださいね!

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