見出し画像

Vtuber・VRブームの根底に流れるもの

 2017年末からバーチャルYoutuber(以下、Vtuber)ブームが盛り上がり、2019年現在、テレビCMや音楽シーン等にもVtuberの活躍が見られるようになりました。
 一方、注目を集めているのは企業運営のVtuberや、活動開始が早かった個人Vtuber、明らかに尖った表現力やコミュニケーション力を持ったエンターテイメント寄りのVtuberに偏っているようにも感じます。
 そんな状況下で、「Vtuberはもうオワコン」というような言説を目にすることもままあります。

 WFLE社のEijiさん…もとい、DJ RIOちゃんはこう言っていました。

「Vtuberは幻滅期に入った。技術のハイプ・サイクル上、必ず起こる現象で、勝手に期待して勝手に絶望した人たちが撤退していくだけの話。次に普及期が来る」

「Vtuberの何がどうなったらオワコン」なのかというのは、感じる人の感性次第というか「その本人にとって楽しめなくなったらオワコン」なだけであって、Vtuberが今でも超楽しい人にとっては超楽しい、みたいなことだと思います。ですから、Vtuberがオワコン化するのか否かというのは個人の感性の問題なので、あんまり意味がなくて。

 幻滅期を超えて普及期に入っていった時に、このVtuberブームというものが「何」に下支えされ普及していくのか?(もしくは形を変えていくのか?)という方に、私は興味があります。

バーチャル◯◯は「外見を持ったアカウント」

続きをみるには

残り 2,530字 / 1画像
【バーチャル空間で生活している人々がいる】 バーチャル空間は、人類にとってのフロンティアです。 いうなれば、これまでの時代は平面のインターネット時代。 これからは、空間のインターネットの時代がやってきます。 バーチャル空間はいずれ、物理現実の世界と遜色ない規模の生活圏・経済圏になるでしょう。 そんな未来を感じてみたい人。 そんな未来の先頭を走ってみたい人。 そんな未来に向けてひた走るフィオっさんの道のりを見ていたい人。 に向けたマガジンです。 ※月に3記事以上読むなら、購読がお得です。

「バーチャル(仮想現実)空間で」 「アバターの姿(と人格)で」 「社会生活を送っていく(生きていく)」 そんな生き方をしていきたい、そんな…

記事が参考になったら、サポートのご検討をよろしくお願いします!サポートは、より良い気づきを得られる記事を作れるよう、私自身の学びに投資します!