自分の名前を決めて生まれて來てゐるのかも知れない話

人は、自分の名前を決めて生まれて來てゐる。そんな話を聞いたことがあるでせうか? 何方のブログかは忘れましたが、ネットでそんな記事を幾つか讀んだことがあります。Google センセーw に訊いてみれば、檢索に色々と引っ掛かって來ますが、例へば、こんな記事。

其の他にも幾つか出て來ますが、御自分で調べてみると面白い。

で…

大抵の親は、子が生まれると人生最大、最强の呪術を發動しようとします。其れが「名附け」です。自分の親も名附けにかなり惱んだ樣子が窺へ、書棚を眺めると『赤ちゃんの名前の付け方』みたいな本があったり。でも、小學生の頃に之を讀んでみると… あれ? 自分の名前、凶數が含まれてゐる… 總劃數も最大吉數ぢゃないし… 父に問ひ詰めると、結局は面倒になって、父の好きな言葉、文字にしたんですとw 何ぢゃそりゃー、俺の人生、何うしてくれるんぢゃーwww 因みに父は、O型です(自分もですが)。

其れから月日は流れ… 自分の運勢を別の方法で、ネットで占ってみたりしました。

自分は占術をきちんと勉强したことはありませんが、東洋占術で「納音」と云ふ槪念があり、十干十二支(「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」✕「甲乙丙丁戊己庚辛壬癸」の60通りの組合せ)を30種に分類し、漢字3文字で表現したものがあります(畫像は『鍼灸学の一考察~鍼灸学生のつぶやき跡』さんのものを拜借)。

四柱推命に於ける日柱の干支を之に當て嵌めて簡單に占ふものが結構あって(『突然ですが占ってもいいですか?』の「星ひとみ」さんも然うだが)、自分の納音「◯◯◯」を別の漢字に變換してみると… ズバリ、自分の下の名前になるではありませんか! 此のことに氣が附くのに、恥づかしながら10年以上を要してしまひました。吉數とか凶數とかは何うでも可くて、自分で名前を決めて來たのでは? 然う確信しないではゐられませんでした。

もう一つ、ワイタハ族の長老の動畫2篇を『TOLAND VLOG』さんから。
本筋は、金龍(ヤマト)と銀龍(ワイタハ)との話で非常に興味深いのですが(一度は御覽下さい)、其れは置ておいて、2篇目終盤の問答(28:40~)に注目です。

以下、抜萃…

「僕等に龍と云ふか、然う云ふ何か見えますか? 役割みたいなことって云ふのが…」
「先づは貴方の母親のお婆さんの名前を訊く必要があります。(母親の)お婆さんの名前は、祕密の鍵のやうなものです。だから私達(ドラゴン族)は〝母系家族〟なのです。然う云ふものは、母側の系統を通して繼承されていくのです」

「母親のお婆さん」は4人ゐますが、話の趣旨からすると「母の母の母」と云ふことになります。之を聞いて少し驚いたのは、自分の「母の母の母」の名前は、自分(男)の名前と意味及び發音が略々同じなのです。本名は書けないので暈しますが、譬へれば
 ・秋子(曾祖母)- 秋男(自分)
 ・きよ(曾祖母)- きよし(自分)
と云った感じです。
「お前の兄弟姉妹も然うなの?」と云ふ疑問が出て來るかも知れませんが、
 ・曾祖母 - 祖母(長子)- 母(長子)- 自分(長子)
と云ふ關係にあり、個人の判斷になりますが、長子に此の法則、因緣が現れ易いのではないか、と云ふ假說を持ってゐます。祖母の話に據れば、曾祖母は自◯したやうなことを言ってゐましたが、高校生の頃、自分に其の積りは全くないのに、或る友人からは「◯ぬなよ」と偶に言はれてゐました。自分は、曾祖母の殘りの人生を生きてゐる面もあるのでせうか? 祖母から指摘されたことはありませんが、神經が細い方であったことは自覺してゐます。

話は少しずれますが、母系はミトコンドリアの遺傳子から調べられ、自分のハプログループは M7a です。スンダランド(東南アジアに在った陸地で、海沒)⇒ 沖繩 ⇒ 日本列嶋 と渡って來たらしく、南方系の繩文人や琉球人にも多く見られるらしい。本當はスンダランドでなく、ムーだったのではないかとも思ひますが、ワイタハ族の先祖と自分の先祖と、嘗てムー周邊で交流があったかも? と考へると、樂しく感じられます。

取り留めがなくなって來ましたが? 名前には非常に意味がある、ってことです。大事にしませう。自分も含め、誰かの思ひが自分の名前には籠もってゐるのです。

以前、苗字の話

も書きましたが、何にでも無意味なことなぞ、滅多にないのです。姓名判斷に、必要以上に囚はれる必要はないのです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?