#今週の東京マサラ部室(10/4):ポークビンダルーと22時以降は禁止バトゥワニー
毎週日曜日に、カレーシェアハウス【東京マサラ部室】で作った料理や活動の履歴を淡々と残していきます。
今週のマサラ
ポークビンダルー
イナダさんのレシピでまさおさん作。にんにく2玉、ブラックペッパー30粒、クローブ30個などなどが大量に入るためかなりキマるが、いくらなんでもオーバースパイスだろうと思う割には食べやすい不思議なカレー。
バトゥワニー(BHATWANI)
インドガルワール地方の大豆の料理。赤土小学校前から根津に移転したチャミヤラキッチンで移転前と移転後の二度食べたことがある程度なのだが、作るのを見るのは初めて。(知らなかったが、チャミヤラキッチンは閉店してしまったらしい。。残念だ。)
具材は煎り大豆だけのシンプルなものだが、多めの油に大量のニンニク生姜玉ねぎトマト、スパイスを投入することでリッチな美味しさに仕上がっていた。
大豆をミキサーで砕くとうるさいので、今後22時以降はバトゥワニーを禁止します。
TTS会を実施
まだまだなにもないカレーシェアハウス【東京マサラ部室】ですが、週末にTTS(徹底的に掃除する)を実施しました。数名の方が掃除を手伝ってくださり、お礼に作ったカレーをごちそうさせていただきました。
冷蔵庫やガスなどの設備はまだ整っていなく、かなりアウトドアに近い環境で調理しています。でも屋根と水道と電気があるだけでありがてえです。
冷蔵庫
コンロと鍋
人間はサル
人間ってサルだ。最近、バナナを大変頼もしく感じてしまうことが増え、より一層実感します。巷ではやけにスパイスから作るカレー、サウナ、キャンプが流行っていますが、彼らはお仕着せの社会と狭い人間の密度に極度のストレスを感じ、聞こえない叫びを上げているのかもしれない。
自分は別にコミュニティを作りたいわけでも、クローズドに人を囲って商売をやりたいわけでもなく、ただ場所を作りたかった。コミュニティは自然に立ち上がって来るものであり、線を区切ったり疎外するものではないはず。関わり方はそれぞれが自由に選び、カレーを目的にグラデーションのある広がりが生まれたら面白いなと思っています。そのためにこのやり方が合っているのかはわからないけれど、いつ死ぬかわからないしとにかくやってみる精神、作っていく精神を大切にしていこう。
カレー作りは「人類数百年の営みを追体験しているようなもの」という記事を読んで、いたく共感してしまった。
普段プロセスが見えない料理を自分で作り出す。木材を加工して愛着のある自分の住処を仕立て上げる。保存食品を作る。様々な香りを持つ植物の種や葉を組み合わせて毎日の食に彩りを加え遊ぶ。昔からヒトはそうやって生きてきたのではないでしょうか。
毎日自分の手でこの世界に小さく何かを作り出すことが、この息のしづらさを払拭する助けになればと思うのです。
要するに、カレーをどれだけ作りまくっても食べてくれる人がいて、他の人とカレーについて意見交換ができ、自分の作っていないカレーが食べられる。わからないことを考えるときに壁打ち相手になってくれる人がいる。それって素敵やん、ということです。
カレーシェアハウス【東京マサラ部室】は特にクローズドな場所ではなく、誰でも遊びに来れますが、感染対策もあり少人数に限定しています。
今のところルールは【夜22時以降のバトゥワニー作り禁止】ということだけです。
※ルールは随時追加されていきます。消毒と人数制限、ソーシャルディスタンスの確保、換気は励行しています。
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以下、袋とじパートになります。
昼のマサラ活動と夜のマサラ活動の詳細についてレポート。
昼のマサラ活動
朝から集まり、家中の大掃除をしつつ野戦キャンプのようななにもないキッチンで記念すべき初カレー作り。
昼は各々が作りたいものを作った寄せ集めターリーとなりました。
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