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カレー目的でしか降りたことのない駅というのがたくさんある:カレー哲学の視点

一橋学園のミルフルクトは夏に効くカレーだった。

カレー目的でしか降りたことのない駅というのがたくさんある

カレー目的でしか降りたことのない駅というのがたくさんある。一橋学園もその一つで、西部鉄道多摩湖線という路線にある普段全く縁のない駅である。カレーがなかったら降りることはなかっただろう。

前から行きたいお店リストには入っていたのだが、たまたま大江カレーさんのツイートでおすすめされていたことがトリガーとなった。基本的に生きるのはめんどくさいのでそれが行くためのいいきっかけとなった。

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ポークビンダルーがおすすめらしいのだが売り切れだったためシャヒマサラと南インドチキンカレーをいただいた。シャヒ「Shahi」がつくのははムガル帝国の王室料理にルーツを持つロイヤルな料理で、生クリームや肉、スパイスをふんだんに使った濃厚な食味が特徴な料理だ。

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どちらも丁寧に作られていた。南インドチキンは玉ねぎの量を増やしてバランスをとっている感じ。スパイス感もありながらそれほど辛くなく、初心者にも安心しておすすめできそうなカレーだった。エリア的にも地元の人の訪問が結構多いのだろうか。

内装も素敵だ。店内のトルコランプやネパールの寺でよく見かけるカラフルなあの旗などがあり、店主さんは旅好きの方なんだろうなと想像する。

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お店にあったトランジット南インド・スリランカ特集号に掲載の南インド料理の図鑑が綺麗だった。こういうの作りたいな。


『カレー哲学の視点』マガジンでは前半は作ったカレーや食べたカレー、カレーの本について書き、後半の購読者パートでは個人的な日記みたいなことをあなたに向けて断片的に書きます。



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