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東京マサラ部29:数字でふりかえるじょいっこさんの「テイクアウトアート展」

カレーシェアハウス東京マサラ部室では12月7日〜20日の間、リビングでアート展示を開催しました。

コロナの自粛期間にテイクアウトしたお店の容器がもったいないという想いからアートをストイックに毎日作り続けnoteを毎日更新し続けているじょいっこさんとのコラボで実現した企画でした。じょいっこさんはカレーシェアハウスでの展示を皮切りに、現在も偏愛食堂や東京カレーカルチャーなどで展示を行われています。

以前告知をしたけどその後しっかり振り返りをしていなかった本イベントについて、今回は数字や写真を使って簡単に振り返りたいと思います。


イベントの前後でどういう変化が起こったのか、どのくらいのインパクトがあったのかが一目瞭然です。



「テイクアウトアート展」の開催日数

→13日間

12/7〜20が開催日程となり、休廊日を一日はさみました。



展示された作品数

→約50作品

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壁一面にぎっしりとアートが埋め尽くされており夜中に見ると怖い空間でした。


来訪人数...

→75人

カレー関係の方やじょいっこさんのファンの方など、いろいろな方面の方が遊びに来てくださりました!中には二回遊びに来てくれるような人もいました。


カレープレートの皿数

→64皿

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ダール、カンチャランカディエムルギ、トマトボッタ、青唐辛子のパンチフォロンアチャール、バングラチャナチュールサラダ、さつまいもボッタ

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ダール、ムルグジョール、バングラサラダ、パパイヤサラダ、アチャール

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ムルグジョール、ダール、ニラミシュ、かぼちゃボッタ、バングラサラダ

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バタチキ、クロワッサン、ターメリックライス、ニラミシュ、ダールマッカニー

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ラールムルグ、ダール、バングラサラダ、アルーボッタ

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ダール、ムルグジョール、ナマズショルシュ、シュッキボッタ、バングラサラダ


自分たちはどうせ毎日カレーを作るので、ご希望の方にはついでに食べてもらうという試みもしていました。
12月はバングラデシュ月間だったのでバングラデシュ家庭料理のプレートを毎日作っていました。
基本的にダールと肉のカレー、副菜が数種、チャナチュールを乗せたバングラサラダを作っていました。


バタチキ職人が襲来した回数

→1回

一度だけバタチキ職人のカレーの日がありました。ブレンディングに妥協を許さないバタチキ職人のつくるバタチキはなめらかでおいしい。


バイヤァが握ったボッタの数

→26個


ボッタはバングラデシュでよく食べられる野菜や魚をマッシュして混ぜたおかずです。
同居人のバイヤァは途中からボッタ担当となり毎日ナス、じゃがいも、さつまいもなどでボッタを作っていました。最後の方で作っていた発酵干し魚のShutki bhortaなども含めると7種類のボッタを作っていました。


アートに触発されてバイヤァが作った看板の数

→1枚 

看板



使われたカトリの数

→285個

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カトリはインドの銀食器のことです。アジアハンターさんから大量に購入しました。
割れないし軽いので使い勝手いいのですが、たくさん使うとものすごい数になります。



回した食洗機の回数 

→44回


使われた玉ねぎ

→約20kg

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ダールやバングラサラダ、ボッタ、チキンカレーなどほぼ必ず玉ねぎを使います。


消費した豆の量

→約2kg

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バングラデシュではマスルダール(オレンジ色のレンズ豆)を使ったダールを毎食欠かさず食べるため、常時切らさないように作っていました。


使ったホールチキン

→8羽

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ムルグブナやカンチャランカチキンカレー(青唐辛子)など、チキンカレーをよく作っていました。ハラール対応のため、基本的にはハラルマートのホールチキンを捌いて使っていました。


使ったマスタードオイルの量

→3.6L(ボトル4本)

マスタードオイルをいろいろな料理に使い、なくなるのがとても早かったです。


カレーをひっくり返した回数

→1回


リビングは二階のため、バイヤァがカレーを運んでいる最中に階段でひっくり返して、天井も床も自分自身もカレーまみれに。
「カレーになれて幸せだった」と彼は後日語っていました。



もらったミカンの量

→10kg

沼津の農家さん直送のミカンが10kg届きました。


もらったウコンの量

→4kg

ウコンの収穫時期と重なり沖縄や山形の春ウコン、秋ウコン、紫ウコンが大集結しました。ウコンシェアハウス。

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他にいただいたもの

→カレーJKとカレーギャルのプロフィール画像


→バングラデシュのポスター



じょいっこ展の期間中にカレー哲学が受けたベンガル語の講義の回数

→2回

ヒンディー語と並行しつつ。オンラインでベンガル語の勉強をはじめました。



その後

じょいっこさんはこの展示が話題になり、その後渋谷偏愛食堂や池袋のカレーイベントでも展示を行うなど一躍、時の人に。ビッグになってもカレーシェアハウスのこと忘れないでね! 

東京マサラ部室の住民二人は激動の2週間を終えた後、一週間ほど東京マサラ部室に帰りませんでした。

ギャルは昼夜問わず毎日カレーを作り続けたことで人間不信になってしまい、一週間ほど人間のいない山にこもっていました。

JKは自分の作らないカレーが食べたくなり、さらなるカレーを求めてカレー屋巡りの旅に出てしまいました。

かなり大変な展示会でしたがおかげさまで大きなトラブルもなく、大盛況のうちに終日を迎えることができました。11月から活動を始めた東京マサラ部室において初めてのビッグイベントであり苦労することも多かったですが、振り返ってみれば良い思い出です。

これをきっかけに東京マサラ部室に来てくれるような方もちらほらいて、皮切りとして幸先の良いスタートになりました。


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World Onigiri Meisterさんに絶賛されたチャイ、দুধ চা のレシピとじょいっこさん関連情報の詰め合わせ袋とじとなっています。

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