見出し画像

七草ダルバートを作る会

春の七草中での大根とカブのステルス紛れ込み感は異常

せっかく毎日インド料理漬けの生活をしているので、可能な限り東京マサラ部室での暮らしを描き、記録に残しておくことにする。カレーを中心に起きた出来事や考えたことをカレー哲学の視点で記していく。毎回1000〜1500字くらい。
更新通知は「カレー哲学の視点」マガジンをフォローください。それから、できれば愛してください。

ダルバートを作る会

ネパール月間のスタートダッシュということで、ダルバートをとりあえず作ってみる会が開催された。そろそろ正月気分も抜け、1月7日は七草粥を食べる日なので安直に七草をサーグ(葉っぱの炒め物)にでもしてダルバートの一角に乗せようかと思っていた。(結局やらなかったけど)

とにかく全体を素朴で家庭的な方向に振っていたので、野暮ったい作り方をするレシピばかりを集めて、数人で一緒にダルバートを作った。頭の中にぼんやりとあるものを言語化して、人に伝えて、実際にその場で手を動かしてやってもらいながらフィードバックを得て改修していくプロセスを同時に動かしていくというのはなんと大変なことか。カレーに関連して自分がここ数年やっているプロジェクトは大体そんな感じな気がする。自分で手を動かして小さなものを作る方が好き勝手できるし簡単なんだけど。

シミのダール、アルカウリ、小松菜のサーグ、グンドゥルックアチャール、トマトのフレッシュアチャール、ムラコアチャール、ネパールサラダ、マトンカレー

今回、ネパールっぽさを出すためのポイントとして以下のような点をデフォルメしていた。この辺を特に意識するとネパール感が増すかも。ポイントを一応書いておきます。レシピはまた別記事にまとめます。


ポイント

ここから先は

670字 / 10画像

いただいたサポートは全てカレーの材料費と東京マサラ部の運営資金となります。スキやSNSでのシェアもお願いします。 インド料理やカレーの本を出したいです。企画案がたくさんあるので、出版関係の方、ぜひご連絡ください。