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丁寧な味がするベンガルのミルク野菜シチュー、Dudh Shukto【レシピ】

shuktoはベンガル料理で、前菜として食べられる野菜料理。いろいろなバリエーションがあるが、今回は牛乳を使い、苦味のあるパパイヤやゴーヤは必須となる。

Patsu curryという東インドオディシャ料理を提供するお店が名古屋にあり、そこをお借りしてATSU ATSU !! Parotta名古屋大会を開催した。コラボメニューとしてオディシャの料理を作ってもらい、自分はShuktoとLuchiを提供した。名古屋大会は異様に盛り上がり、鍛錬を重ねた猛者も混ざり込んでおりまさに波乱万丈だった。

コラボメニュー
決勝戦

使用する調理器具

・インド料理作りにはブレンダーが必須。石臼があるならそれでもいいけど現代人は電動ミキサーを使おう。どれを買えばいいか悩むけど、入手性と使いやすさという意味でマジックブレット(魔法の弾丸)は気軽におすすめ。パワーはそんなにないけど、スパイスを挽くミルサーとしても使いやすい。本当に頻繁に使うので消耗品のようなイメージで。

・スパイスや材料をいちいち計量するように習慣づけると料理の上達が早まり、安定して再現性を出せるようになる。今のところ0.1g単位、3kgまで迅速に測れるタニタのデジタルスケールがベスト。使っているときに反応速度が速いのでストレスがない。

・圧力鍋があると料理の幅が広がり、時短にもなるし光熱費の節約にもなる。慣れないと爆発しそうで怖いかもしれないが、時短アイテムとして非常に有効。インドでよく使われている圧力鍋はこちら。少量作るためにも使えるので小回りは聞くが、日本のものの方が性能はいいと思う。

・テンパリングをするときには少量の油でも使えるタルカパンがあると便利。インドの家庭にはだいたいあり、自分もインドで買ったものを8年くらいは愛用している。大きめのほうがなんだかんだ使いやすい。


・揚げ物をするときや炒め物をするときに赤外線温度計を使うと便利。キッチンに置いておいて、玉ねぎを炒めているときに今何度なんだろう?って気になった時などサッと調べてみるのも面白い。

・イドゥリやドーサなどを作るために豆のペーストを作るときはウェットグラインダーが欠かせない。詳しくは→https://philosophycurry.com/wet-grinderを参照。


材料

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