正義と正義のぶつかり合い 2
理想
私は、前にも「正義と正義のぶつかり合い」について書いた。そこで私は、「分かり合えない人と無理に分かり合う必要はないし、自分の正義を他人に押し付ける必要もないと思う。なぜなら、本当は自分や他人の正義が正しいか間違っているかなんて分からないからだ。人は他人の気持ちになることはできない。しかし、少し思いやることならできるのではないかと私は思う」と書いた。
今でも私はそう思っていて、他人を思いやることのできる人間になりたいと思っている。しかし、それがすごく難しくなる時がある。
現実
もし身近なところに、自分と全く違う正義を持った人間がいたらどうだろうか。もし周りに正義を一方的に押し付けてくる人間がいたらどう感じるだろうか。
私はそのような人間を避けるだろう。しかし、避けづらい時もある。例えば、自分がそのような人間と同じ組織に属していて、接するしかない時は難しい。世の中には、自分の正義を他人に押し付ける人間が多い。私も自分を守るために、どうしても自分の正義を主張せざるをえない時がある。
私は、正義と正義がぶつかり合うこと自体がとても悪いとは思わない。むしろもっとぶつかり合わなければならないと感じることもある。私は何が問題と思っているかというと、相手と対等にぶつかり合うことが少ないことだ。例えば、上司が部下に正義を押し付けるというように、力を持った人間が力のない人間に一方的に正義を押し付けるような人間が多いことは残念だと思う。
希望
しかし、全く希望がないわけではない。どれだけ年が離れていても、対等に話を聞いてくれる人もいる。決して、分かり合えない人ばかりではない。だから、広い視野を持ち、希望を持って生きることも大切なのかなと思う。私もできるだけ、希望を持って生きたいと思う。そして、日々様々なことから学び、自分を磨いていきたいと思う。
最後に、自分の正義を他人に押し付けるのは良くないと思うが、自分の正義を自分自身で否定しすぎるのも良くないと思う。できるだけ、自分も他人も大切にするようにしたいと思う。