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無知の功罪

以下の自作曲について、制作背景や誕生秘話を解説します。

秘話なんて凄そうなことは特に書いてないです\(^o^)/

人生に絶望し、メンタルが完全破壊されている時にただのやけくそで作詞作曲編曲したのがこの曲です。

これまでは何も問題なく楽しく生きていたのが、それは安全圏にとどまっていたからであって、新しいことを知ってしまったためにこれまでの生が全て無駄であると感じるほどに否定され(自分で否定した)打ちひしがれました。

新しいことを知るということはつまり成長であるので一般に歓迎すべきことであるかと思いますが、しかしただ無条件に喜べるものではないのだなと。まぁこういった葛藤もいつかは乗り越えて(時とともに消滅して)生きていくわけですが。

いま改めてプロジェクトファイルを見返してみると、音楽理論は何も考えていないし、EQは整えていないし、と技術的な面はめちゃくちゃですが、この曲にそれは求められていないだろうなというか、それが味であると開き直っています。

内容が内容なので最近は一切聴いていないのですが、それでもこれが誕生したことには意味があると感じています。全てをただ勢いに任せて曲を作ったらこうなるということがわかったので。

そして、この曲を投稿した後にGoogle広告という仕組みを知り、「今6万円使うと追加で6万円分の枠がもらえる」というキャンペーンが開催されていたので、これまたヤケクソで6万円投入してみることにしました。

すると76人くらいで低迷していたチャンネル登録者数が1人増え、16人くらい増え、と僅かではあるものの日の目を浴びることができ、その時は久々に生きていて良かったなぁと思うことができました。

高評価もいくつかもらいました。ということは、彼らは僕と同じく人生に葛藤を抱えている人たちだと思うのです。同じ思いの人がいることがわかったことは嬉しい。

なので、再生されるだけでも嬉しいですが、コメントや高評価をいただくと「あぁこれを作ってよかったなぁ」とじんわりした気持ちになります。そこのお優しいあなたのおかげです。ありがとうございます。

最後に。

セルフライナーノートとして書いてみました。これから全てのオリジナル曲について書く予定ですが、最初の1曲は無知の功罪にしました。

特段強い思い入れがあるわけでもなく、圧倒的な再生数や人気があるわけでもないこの曲ですが、しかし楽曲制作をしているとふとした時にこの曲の存在を思い出すというか、全く大したことではないけれどもここがある種のターニングポイントであったと感じていて。
自分でも扱い方がよくわかっていない謎な曲なのですが、不思議な引力があったので初めに書くことにしました。

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