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研究日誌

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このマガジンは旧帝国大学大学院文学研究科博士課程後期に在籍する大学院生枯野屋の研究日誌です。文学系の研究者として「仕事」の様子を公開していきます。ただし、特定されることがないよう… もっと読む
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#毎日更新

ジビエを現代思想として考えてみた:闘病生活13日め:日誌(令和二年十二月十五日)1218日目

概要:総合得点5(可判定※体調不良)。重症。記録開始から1218日目 4:18に起床。睡眠の質は良質。 日目標は「休養」とする。ただし演習のコメンテーターの準備をしなくてはならない。 今日は重症だった。ひどいふらつきがあるので座ることが難しく、今日は一日中寝込んでいた。 能動的な知的欲求が高まってきたのは休養の効果といえるが、まだ実行に移すタイミングではない。現状ではすこしでも能動的に研究しようとすると身体が耐えられないはずである。 なるべく早めに頭をリセットして博士

「成功したから正しい」という論理:闘病生活11日め:日誌(令和二年十二月十三日)1216日目

概要:総合得点5(可判定※体調不良)。良質な休日を楽しんだ。記録開始から1216日目 1:00に起きたものの、すぐに寝付くことが出来て、5:01まで眠ることができた。睡眠の質はきわめて良好。この調子が続くことを願う。 日目標は「休日」とする。 午後は外出して食料を調達してきた。具合は小康状態か。数日この状態が続くのであれば研究に耐えられるまでに回復したとみなしてもよかろう。文献学的研究には莫大なエネルギーを必要とするので十分に回復するまで安静にすべきである。 考えたこ

道端でタヌキと出会いました:日誌(令和二年十一月二十八日)1201日目

概要:総合得点130(可判定)。学会に参加。タヌキに遭遇。記録開始から1201日目。 0:30ごろ中途覚醒。二度寝して7時まで眠ることができた。 日目標は「学会参加」とする。 午前中はローテーション論文を1本読んだ。 午後、学会に参加。発表だけ聞いて総会をさぼって、大学へ向かった。 道すがら、タヌキに遭遇した。その身体的特徴を知っていた私には、眼前の野生動物がタヌキであることは容易に察せられた。タヌキは道路の真ん中で自動車の往来に怯えて立ちすくんでいた。車は徐行して