A touch of spice (2003)

久々のパーキンソン病関連映画

パーキンソン病の映画についてまとめていたところ,ギリシャ史専攻の連れ合いが興味をもって欧州各国語で検索開始(私は英語しか実用にならないのに),で,ギリシャ映画あるよとのことで観ました。A touch of Spice (2003)

キプロス紛争に巻き込まれるギリシャ系のコンスタンチノープル在住の家族が,強制退去となりアテネに移住し,家族や幼なじみが引き裂かれるストーリーで,料理好きの男の子が主人公.でてくる料理が素晴らしい,これだけでも観る価値があります。ところで,パーキンソン病は,というと,この大家族のお婆さんがパーキンソン病との設定ででてくると両手の振戦があり。送られてきた圧力鍋を家族で初めてつかったとき鍋の使用法をあやまって料理が飛び散ってしまうシーンで,突然振戦がとまり,パーキンソン病がなおったと。その後しばらくして今度はミキサーがおくられてきたとき感動してまた振戦が出現しパーキンソン病が再発したというシーンがでてきました。というかおばあさんの役割はそれだけで映画全体からみても一番意味不明な役柄でした。あくまでも映画のなかのギャグのような役割で,この映画をパーキンソン病関連映画というには語弊があるので私的には落選です. 映画そのものはとってもすばらしくワールドクラスのギリシャ映画です.DVDプレイヤー日本語でも手に入れられますのでよろしかったら観てみて下さい.イスタンブールもアテネも何回でも訪れたい場所.いきたいなあ,いけるのかなあ.

https://www.youtube.com/watch?v=uWqvxWpCs4Q

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