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【日記】2024/04/25木曜日

読書が語学力になるという話。

意外と日本語が不得意な人は、本を読んでいない人が多く、そういう人に限って、ネットの記事は読んでいる、という。

だが、総じて、本を読まないけれど、ネットの記事を見る人は日本語が弱い傾向にある。
なぜか。

日本語のスキルには、段階があるのだ。

一段目は、文字を読めること。

二段目は一文を読めること。

三段目は複数の文を連続して読めること。

四段目は短い段落を読めること。

五段目は原稿用紙数枚以上の文章を読めること。

日本語が弱い人は、大体、四段目にいて、五段目ができない。

そして、四段目と五段目には違いがないと思っている。

だが、長い文章がひとつのまとまりが意味をなしていることを理解することは、段落ひとつを理解するのとは別の能力が必要になる。

それを、日本語では「流れを理解する」と言う。

流れを理解するには、どうしても最低ふた段落以上のまとまった文章は必要になる。

そして、文字量は、ひとつの塊としてまとまっているのであれば、多ければ多い方が力量が問われる。

それが、本を読むという効用のひとつであり、

語学力を高めようと思うなら、読書が必要という所以である。

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