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音楽の好き嫌い

774回目です。φです。

先日ホールで開かれるようなものに参加しまして、大音量に耳が負けました。気分を高揚させるための音楽なのだろうけれど、なかなか…私にとっては苦手な花火の音と同じくらいに響きました(笑)

音楽って不思議だと思う。誰かにとっては快くて楽しめるもので、誰かにとっては心が軽くならないもの。

どの音量が快く感じるかにも人の個性は発揮されて、「ライブで思いっきり大きな音で楽しみたい!」という人もいれば、「静かに音を流す程度が快い」という人もいる。

ロックバンドとかにも言えることだと思う。ロックを愛せるか愛せないか。もしくはヘヴィメタルとかね。

音楽が好き、と一言に言っても、ヘヴィメタルとクラシックは全く違うし、J-POPとK-POPも違う。カントリーも、ボサノバも、レゲエも。全部違う。

音楽が好きな人でも、嫌いな種類はあるのかもしれない。まぁ音楽全部が好き、という人はいない、という方が適切なのかもしれない。

ひとつの芸術の形、音楽というものでもこんなに異なる。なんとも面白いものです。

私はクラシックが好きな方だと思う。聴きなれているから、という理由もあるだろうけれどね。けれど、バイオリンが高らかに響き過ぎるものはどうも合わない。あの高音域では神経が高ぶってしまいます(笑)

好き嫌いがあってこそ面白いのだろうけれど、大きく分類したら同じなのにね。音楽、という大きな部類。大きすぎるのかもしれない。

もしかしたら、癒しの音程と言われるモーツァルトの曲ですら、誰かにとっては不快に思うのかもしれない。音楽と言ったらこの人、なバッハの曲も、音楽として嫌いな人もいるかもしれない。

なんだか複雑で面白いなぁ、と思う。何がそうさせるのかとか、なぜそう感じるのか、プロセスは何か、とかね。

そういう好き嫌いがあるからこそ、趣味が合う人とは話が進みやすいのかもしれないし、つながりを持つきっかけになるのかもしれない。違いとは面白い。違ってこそ面白い。

先日のホールで、私はたくさんの音楽を聴きました。知っている曲よりも知らない曲の方が多かった。私は音楽は好きだけれど、疎いという自覚はあります(笑)

この人はこんな音楽が好きなんだ。こんな音もあるんだ。どこが好きなんだろう。

そんな疑問を持ちながらも、その人の”好き”がこの曲のどこかにあるのだろうと思うと、なんだか微笑ましいというか、音楽って面白いなぁと思います。

さて、私的には爆音の中で過ごしたので、しばらくは無音の空間を私は楽しむことになりそうです(笑)

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