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花言葉と英語勉強

186回目です。φです。

 今日は英語勉強中に出てきた単語を見て、「知ってるー!花言葉で覚えた!」と嬉しくなりました。なんでも英語で検索した甲斐があったというか…趣味が役に立った瞬間?

 tender。優しい、って意味。

 私は花言葉で「tender memory」で覚えたけれど、何の花だったかを忘れてしまった。なんだったっけなぁ。

 花言葉と英語、全くもって関係なさそうだけど、花言葉の由来はほとんどが外国のもの。なので、英語であることは当然。英語で訳されていることは、の方が正しいかな。

 好きなもので勉強するってこういうことか~と思います。すごく覚えやすいし、意欲が湧く覚え方。おすすめ!

 さて、ちょっと脱線したけれど、今日私がnoteに書きたいことは花言葉に関わるものです。

 花言葉って、それを知らないと「素敵な花をもらった!嬉しい!」で終わり。もし送った人が、花言葉を知っていて送ったなら、そしてもらった人も花言葉を知っていたなら、もっとロマンチックなものになります。

 ただの花が、言葉になる。それが花言葉。私はそう思います。

 まぁ花言葉ってたくさんあって、意味が全く違うものだってある。ひとつの花が複数の花言葉を持つことって結構あります。

 例えばトリカブト。英語の花言葉は「chivalry(騎士道)」・「Knight-errantry(武者修行)」。

 武士道じゃないんだ…と私は地味に思いました(笑)

 他にも、ハナミズキ。英語の花言葉は「durability(永続性、耐久性)」「love undiminished by adversity(逆境にも耐える愛)」「Am I indifferent to you?(私があなたに関心がないとでも?)」。

 類似点があるような、ないような。そういう花言葉を持っている花ってたくさん。

 花言葉は色によっても変わってきます。私のイメージ、白は大体優雅なものが多くて、紫は悲しいものが多くて。黄色は嫉妬とか、なかなかインパクトの強いものが多い…ような?私の個人的な印象なので、違っても気にしないで!(笑)

 人に花を贈るとき、もちろんその人の好きな花を贈ることが多いでしょう。もしくは季節の花。

 そのときに、ちょっとでも花言葉を考えたら面白いんじゃないかな、と私は思います。私自身は自分に花を買うとき、花言葉で選んでいたり。「綺麗!」と思ったら手に取ることもあるけれど、お花屋さん行く前に花言葉をサーチして、店舗で見て…ということが多い。

 花が自分に花言葉を話しかけているような気分になります。花言葉と花そのものからパワーをもらえる感じ!

 私は「言葉」が好きです。言語が違っても、言葉が美しいと感じる。言葉って目に見えないのに、暖かいとか冷たいとか、温度だって持つ。言葉は人を助けることもあれば、どん底に落とすこともある。言葉は常に表裏一体で、良くも悪くも大きな力を持つ。影響力を持つ。

 言葉がなくても、やっていけることってあります。ノンバーバル・コミュニケーションという言葉があるように、動きや表情だけで人は意思を伝えることはできる。

 けれども、シンプルに表せない意思はたくさんある。シンプルに表せない意思の方が多いと思う。そのとき、私たちは言葉を使う必要が出てくる。私はそう思っていて、だからこそ言葉は尊くて、綺麗で、なくてはならない大切なもの。そう信じています。

 花言葉は、その言葉を花で伝えることができる。言葉を伝える媒体が花、という自然の美を集約したものだということが、私にとってとても美しいことだと思います。

 花は自分が花言葉を持つなんて知らないだろうけどね!(笑)

 花言葉を作ったのは言葉を使う人間で、由来となるものを生み出したのも人間。人間間だけのものだけれど、言葉を話すのがそもそも人間だけだから、そうなるのは当然だけれど。

 動物も動物間での言葉を使うけれどね。人間はまだそれを完全に解明できてはいない。お互いにお互いの言葉を知らないって感じなんだろうなぁ。不思議。

 私は好きな花言葉があって、それは私の誕生花のひとつらしい。ちょっと嬉しい。

 それはアザミ。漢字で書くと薊。なんか強そう。

 アザミの英語の花言葉は「independence(独立)」「nobility of character(人格の高潔さ)」「austerity(厳格)」「misanthropy(人間嫌い)」。実はスコットランドの戦いに由来していて、そこも私の気に入っているポイントです(笑)

 スコットランドの国花がアザミなのは、花言葉の由来が理由なのです。素敵!

 花が好きで、英語勉強したいなぁ。って人にはおすすめしたい勉強法。花言葉で勉強。単語はすごく覚えやすくなると私は思います~。

 余談。ホラーな花言葉。

 彼岸花の花言葉が怖い、と有名なのはご存じの人も多いと思います。彼岸花の花言葉は「悲しき思い出」「あきらめ」「独立」「情熱」。この花はアジアのみにある花らしくて、英語はないんですよねー残念!検索しても出ない!

 他にも、カーネーション。カーネーションって母の日に送るけれど、黄色には注意!

 黄色の花言葉は「You have disappointed me(あなたには失望しました)」「rejection(拒絶、拒否)」「disdain(軽蔑)」。お母様ご存じだったらびっくりだよね!知っていて送る人も…まぁいるかもだけど。人間色々あるからね。

 なかなかdisdainって英単語としては難しいものだと私は思うので、花言葉って結構知識増えるものです。素晴らしい。

 秋は花の印象はあまりないけれど、花をぜひぜひ楽しんでみてください。花言葉を知ったら、「そういえばこの花は…」と、花の外見以外にも着目できるかも。

 

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