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病気の申請に思うこと。

792回目です。φです。

難病の申請用紙が1年越しくらいにいらっしゃいまして、あれこれ思ったことを書こうと思います。

病気に関する申請って、本当に不親切。誰のためなんだろうなぁって。


私は難病に関しても、発達障害に関しても、申請書類を出さないといけない。出さないといけない、と書くと「別に個人の意思によるものでは?」と思う方もいらっしゃるでしょう。

しかしながら、それらを申請しないと生きづらさは増すわけで。私にとっては必須事項だ。

申請用紙、と書くように、すべて紙の書類。封筒でやってきたそれらを読んで、病院に持って行って、お金を払って用紙を埋めてもらって、また別の日にその用紙を取りに行く。

取りに行っても、そこまで安心はできない。病院側の書類のミスなんてしょっちゅう。書くべきことが書かれていなかったり、書いてあることが別のことになっていたり、なんて茶飯事。ああまた間違えてる、くらいだ。

まぁそのミスで、もう一度書き直してもらったら、また別の日に書類を受け取りに行く。それだけでも結構な重労働になったりする。待ち時間長いし、病院だって近場ではない。大病院にかからないと診察できないような病気であると特にね。

はい、ここまで。…と思うかもしれませんが、実は封を開けた時点で、私にとっては難しさに直面するのです。

申込用紙に関しての説明の紙は、なかなかカラフル。文字もゴシックだったり、イラストがあったり、蛍光色でマークされていたり…と、まぁ見やすいものかもしれない。

しかし、その配慮が視覚過敏の私にとってはかなり見づらいものになっている。紙も真っ白で、暗いところでなんとか見てる。文字がくっついている部分では文字に線を引いて、意識的に分けてみて読んだり、カラフルなところは目を細めて読んだり。

その説明用紙は3枚程あって、どれもそんな調子で読まないといけなくて。用紙を読むだけでも結構な苦労。

これは私自身のことなのだけど、私の難病も発達障害も”申請しなくて良い”レベルになることってないんですよね。日常的に発症している状態だし、二次的な要因で悪化することはあっても良くなることはない。

いつまでこの紙の手続きをするんだろうなぁ。マイナンバーで管理してくれてもいいんじゃないの、とか思う。個人の情報なんだし。申請したデータで病院とつなげてくれたらすぐ更新もできるわけだし。

申請用紙等で病院も儲かっている部分もあるんだろうけどね。多分。

ネット上での申請が難しい方には、紙やその他の方法で申請。申請できる人はネットで。

そんなフレキシブルな選択肢があってもいいんじゃない?と思う。

いろんな免除はされる。控除もされる。でも、それに至るまでお金は結構かかるし、申請だって1年ごとだったり。お金がかかりまくる”障害への手当”です。なんだかなぁ。

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