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視覚過敏と動画。

 321回目です。φです。

 御朱印帳をハト麦茶で濡らしてしまうという大失態をしました、めちゃくちゃ凹んでます。蓋壊れているタンブラー、早く捨てておけばよかった…。

 さらに、すごく気になっていたヴィーガンクッキーの原材料にココナッツが入っていてちょっぴり凹んだ。ココナッツアレルギーなんですよね、私…。

 割とベジタリアンやヴィーガンの食品にココナッツが入っているように思うのですが、ココナッツアレルギーって少ないのかなぁ。ベジタリアンミールが多いといわれるインドとかでも、カレーにはココナッツ入っているし。

 私は「それってアレルギーある人いるの?」と言われる感じのアレルギーを持っていまして…ブラックベリー、ココナッツ、マンゴー、パイナップル、キウイ、ピーナッツ、など。ハーブティ飲んでいてアレルギー症状みたいなのも出たり。小麦で不調になるときあるし。よく分からないものです。

 バナナ食べると口腫れるし。「健康に良い!」という食品もいまいち信用できない私です(笑)

 ゴムアレルギーもそういえばあるらしいです。金属アレルギーも疑われていたり。わぉ、盛りだくさんですねー!嬉しくない!

 そんなこんなで、アレルギーの症状がないもしくは気にならない程度の人を見るとすごく「おおお逞しい…!」と感動します。健康って大事。

 色々な場面で思います、健康はなによりも尊い。健康無しにやっていけることって少ないものです。

 さて、今日は私がふと感じた「動画と視覚過敏って相性悪い」、ということについて書いていこうかなぁ。動画、楽しいんだけどね。


 私は感覚過敏があって、視覚過敏、聴覚過敏、触覚過敏、臭覚過敏がある。ほとんどですね!勢ぞろい!

 視覚過敏についてはあまり書かない…?かもしれないけれども、日常的に色々と困ることがあります。光は特に。太陽でも蛍光灯でも、反射しているものでも、色でも、他の人が目を細めるくらいで放置できる視覚情報でも「目がぁぁぁぁ!!!!」となる感じ。ダメージ大きいです。

 なので基本的にはサングラス着用。室内ではチベットスナギツネフェイス。ガンつけているようにも見えるかもしれない…(笑)

 私は暗いところでも光源が少しでもあれば見えるので、自室では私以外にとっては物が見えなくて困るくらいの明るさで生きています。物の影が見えれば私にとっては問題なし!

 なんかの情報で見たのですが、色素の多い人は明るいところじゃないと見えなくて、色素の少ない人は暗いところの方が見やすいのだとか。日本人は明るい光を好むとか、なんとか。

 私にとってスーパーマーケットは明るすぎて、外出時は困るのです。どこでも眩しい。

 光に自分が弱いことも知っていましたが、…あれ、こうやって書くと私ヴァンパイアとかみたい…他にも弱いものを発見しました。改めて、というかついに確信を持って。

 動くもの、ですね!

 視界に動くものがあると、私はそっちが気になって仕方がなくて、集中力が削られることは知っていました。あと気になってイライラが募るというか。「とまれとまれとまれ…」と念を送る感じです(笑)

 物が動く=気になる、だけではなくて、「視覚情報が静止状態より増え続ける」という状態にも弱い。だから動画が苦手。

 それをふと発見して、「だから私映画あんまり好きじゃないんだ~途中で休憩挟んだり目を閉じていたりするんだ~」と納得しました。映画の最中では席立つことも多々。情報がパンクしそうになるんでしょうね多分。私の主観的な感想では「なんか嫌!脱出!」くらいなのだけれど、それを客観的に考えると「情報が多すぎて視覚情報で脳がパンク」状態なのだろう。

 目で追うのも苦手だったり。虫退治は得意だけどね!あれは生死を分ける一瞬の戦いだから(笑)

 多分、多くの人が「必要とする情報だけを選別する」という機能を自動的に用いているのに対して、私は「必要とする情報がどれか分からない、全ての情報を注視する」という状態になっているのだと思う。

 これも聴覚過敏と同じ、「選択的注意」ができないからだと思う。まぁ過敏自体が選択的注意の機能が働いていないから起こるのだと思うけれど。視覚では私見逃していましたね。

 カメラのズームがすべての物に対して当たっていて、それが動くとズームが動き続ける、というごちゃごちゃな状態になる。そのうち追えなくなって、情報過多でパンク。

 動画って情報に溢れています。背景、人物、物、それらすべてが同時に動く。背景は動かない、と思うかもしれないけれど、シーンによって背景は変わる。柄の数や反射する光の量、影、などなど。人物が動くことで、カメラが動くことで、背景であっても変わるものです。

 数秒の動画でもたくさんの情報を持っていて、詰め込まれたかのような数秒なのです。それが映画やテレビになるともう大変になるくらい情報を持っているのです!

 聴覚情報処理障害の私は、テレビを観るときは字幕をつけます。字幕ボタンを押しても字幕がないものって結構あるから困るのですが、まぁ字幕があるものは字幕をつける。そして字幕を読む。

 字幕をつけると、動画+文字、という究極なくらいに情報が詰まってくるわけです。文字も色がついているし、人によって色を分けていると「色自体の情報」にも注意をしてしまう。とにかく、情報があふれかえっているわけです、動画って。

 そうやって自分の自然と避けているものを改めて考えて、客観的に見つめ直すと色々と判明する。あー、だから避けているんだ。これが原因かぁ。みたいな。

 動画以外にも、私は動く乗り物から窓の外を見ることも苦手だったり。外の景色は好きなのだけど、ずっと見ていると「目がぁぁぁ…」ということに。空や大きな山を見るのはそこまでダメージは食らいません。あんまり変わらないから(笑)

 私がモノクロの写真を好きなのは、きっと情報が削ぎ落されたってくらいに少ないからかもしれない。色は2色、動かない。

 しかしながら、世の中カラフルなものが多いし、眩しいし、インパクトがあるものが好まれるみたいだし。多数派に好まれるものが多くなるのは当然で、それが私の生きづらさや「目がぁぁぁ」ということになっているのだろうなぁ。今日も眼球もげそうだった~ぽろって(笑)

 アイマスクも一時期やってみたことあるけれど、あの布の感覚がすごく嫌でやめたんですよね。「ええい邪魔!」しか私には感想がなかったという…。

 動画を観たいけれど観れない。なんで?という私の地味な問いは、視覚過敏によって情報過多になるから、というものだろうという予想。自分を客観的に見つめると、色々と分かってくるものですねぇ。

 そういう時間を持つことって大切だと私は思います。「どうして?」という疑問が、自分を知るきっかけになると思う。

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