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【入社エントリ】挑戦を諦めない社会を実現したい

こんにちは、はじめまして。
7月1日よりPharmaXにマーケティング担当として入社した松坂です。

これまではヘルスケアとは全く関係のない業界で仕事をしてきたのですが、数年前からとても関心が高い領域だったので、未経験ながらここでのチャレンジを決意して転職しました。

新卒から数えて4社目、スタートアップとしては3社目となるキャリアに、なぜPharmaXという場所を選んだのか?そしてPharmaXで何を実現したいのか?を少し書かせて頂ければと思います。


自己紹介:スタートアップ2社を経験。マーケは前職・BASEから。

簡単に自己紹介がてら、今までの経歴を紹介させて頂きます。

・2010〜2013:株式会社D2C(以下、D2C)
・2013〜2016:株式会社フリークアウト・ホールディングス(以下、FreakOut)
・2016〜2023:BASE株式会社(以下、BASE)

新卒1社目と2社目ではインターネット広告の支援会社に在籍し、主に法人営業や運用型広告のコンサルタントを経験してきました。
特に2社目のFreakOutは、当時アドテク業界が活況を呈する中でも勢いのあるスタートアップだったので、事業環境の目まぐるしい変化やそれに応じて急拡大する組織の中で刺激的な日々を経験することができました。

そこから続くスタートアップへの興味というか、未完成でカオスな状況を楽しみたい・世の中の不合理性を排して新しい価値を世の中に届けたいという想いの原体験はここから始まったように思います。

2016年からは事業会社のマーケ職を経験したいという想いから、40人ほどの規模だったBASEに転職して、マーケチームの立ち上げからブランディングやナーチャリングのチーム立ち上げを経験したり、新規セールスやカスタマーサクセスなどを管掌したりと多くの経験をしました。

マーケティングという領域でも それまで経験してきたデジタルはもちろん、テレビCMやラジオなどのいわゆるマスメディア施策やリアルイベント・カンファレンスの開催など幅広い施策に携わることができました。

そんなスタートアップ2社での目まぐるしい日々を過ごす中で苦労することも多かったですが、両社でIPOという場面に幸運にも立ち会えたり、BASE時代に起きたパンデミックによって世の中が一変する中で、自分たちの事業が世の中に影響を与え、少しずつ良い方向に変えている・それが認められるという実感は、本当に貴重な経験だったと思います。

ヘルスケア業界に感じた違和感

これまで、ヘルスケア業界とは全く関係のないキャリアを歩んできていますが、実は2018年頃からヘルスケア業界に関心を持っていて、プライベートでは深く踏み込んできました。

きっかけは、管理栄養士という国家資格を持っている妻を側で見てきて「なんて報われない仕事なんだろう」というモヤモヤした気持ちになったからです。
管理栄養士という仕事は、食生活や運動といった生活習慣を中心にいわゆる予防医療の領域で高い専門性を持つ医療職で、少子高齢化が加速する日本において非常に重要な役割を担っていると思います。
ただ、管理栄養士の人たち皆がそのような使命感を持って活躍できているかというと実態はそんなことはなく、一人職場で悶々と相談相手もおらず悩んでいる人、有資格者でなくとも任せられる業務に終始している人、そして何より女性比率が高い資格であるためにライフステージの変化に伴って仕事から退かざるを得ない人が非常に多くいることが見えてきました。

なぜこれからの社会で重要な役割を期待される人たちが活き活きと働けていないのか?

このような管理栄養士という仕事の現実とヘルスケア業界への違和感が、強くこの領域に興味を持ったきっかけでした。

なぜPharmaXを選んだのか?

実は前述のような課題感を持った僕は、2018年頃からこの課題にアプローチしたいと思って自分でサービスを立ち上げようと決心しました。

簡潔に説明すると、先ほど書いたようにライフステージの変化によって「仕事を辞めてしまったけれどもっと働きたい」という管理栄養士と、生活習慣の課題を改善して健康レベルを上げたい一般の方を、オンラインで直接繋ぐようなプラットフォームを作ろうと思っていました。
ただこのプライベートプロジェクトは4年ほど続けてはきましたが、結局諦めてしまうことになります。自分がコミットしきれなかったことが原因でスピード感も出せず、協力してくれていたメンバーも離れていったことで継続が困難になってしまいました。

プロジェクトを立ち上げた当初から独立するつもりでスタートしていたので、クローズするという結論に至った時に今後の自分のキャリアについて非常に迷いました。 BASEで働きながらのチャレンジだったのですが、BASEはここ数年で飛ぶ鳥を落とす勢いで成長していましたし、僕自身もマーケターとして成果を残せていましたが、どこか空虚な気持ちがあったのが正直なところです。

そんな状況の中でPharmaXという会社を知り、代表の辻さんをはじめとしてボードメンバーと会話をしたことがきっかけで、改めてヘルスケアでチャレンジしたいという気持ちが再燃し、転職する決意に至りました。

PharmaXに惹かれた最大の理由は、当社が掲げる「リモート薬剤師」という医療サービスの提供者の働き方が、自分が管理栄養士で目指していた形と同じだったという点でした。ちょっと特殊かもしれないですね。
実際、PharmaXで働いている薬剤師のメンバーは、関東近郊はもちろん関西圏の方も多いですし、何ならアメリカやヨーロッパ在住の方もいて、本当に「リモート」な働き方をする薬剤師ばかりです。

そしてオンラインを通じて業務をこなす薬剤師の方々は、みんな使命感に燃えていてモチベーションが高く、患者さんと直接コミュニケーションを取りながら寄り添っていくことに喜びを感じているように見えます。

「働きたいけどさまざまな理由で諦めている医療者」という、これからの日本社会にとって非常に大きな労働損失課題にも向き合っているPharmaXとの出会いは、まさに運命的なものでした。

「自分の夢に向かって挑戦する人」で溢れてほしい

そんなPharmaXで何を成し遂げたいのか?

前述したように「働く意欲のある医療者の労働損失を減らす」ことはもちろんですが、その先に実現したい野望を一言でいうと「挑戦を諦めない社会の実現」だと思っています。

過去に、ヘルスケアサービスを作っている中で強く感じたことがあります。
それは「健康であることはそれ自体が目的ではなく、目的を達成するための手段だ」ということです。

これからの社会は、より個人が活躍する時代になっていくと思いますし、AIやテクノロジーがさらに社会浸透することで「明日を生きるために働く」という常識が薄れていく社会だと感じます。
それはBASEで、やりたいことに挑戦するM&SMB(Micro&Small-Middle Business)の人たちをたくさん見てきた中で、今まで小さな存在として扱われてきた人たちがテクノロジーを通じてパワーを得て、そこから生み出される新たな価値が世の中を突き動かしていく様を目の当たりにした、僕なりの確信です。

一方で、個人やSMBの人たちが挑戦するには、まだまだ多くの障害が存在していることも事実です。場所の問題や資金の問題、インフラ環境の問題などはもちろんですが、中でも「健康であること」は個人で挑戦する人たちにとって最も重要な要素であることは間違いありません。

人生は本当に短いです。やりたかったことに挑戦しようと思ったタイミングで、健康課題を理由に諦めなければならない・挑戦を躊躇してしまう、そんな人をなくしたい。

だから自分たちのサービスが一人一人の身体に寄り添うことで、世の中のヘルスリテラシーが上がり、個々人にパーソナライズされた情報や医療サービスが提供され、不安なく自分のやりたい事に挑戦できる人たちが増えていく。
そんな社会の実現を、このPharmaXで目指していきたいと思っています。

これから入社したいと思っている方へ

実際にPharmaXに入社してみて驚いたことが2つあります。
1つは「想像以上に多くの貴重なアセットが存在していること」
もう1つは「事業としてそれらのアセットをまだまだ活かしきれていないこと」です。

例えば、薬剤師の人たち。側から見れば安定した専門性の高い職種のように感じますが、実は従来の薬剤師の働き方に満足していない薬剤師は、本当に多くいることをこの会社では実感できます。

もっと患者と向き合う時間を持ちたい、形式的な服薬指導ではなく患者の背景を理解したアドバイスをしたい、そんな薬剤師の人たちがPharmaXのビジョン・ミッションに共感して今も自然と集まってきます。

一方で、そのようにステークホルダーのニーズは着実に拾いつつあるものの、まだまだ肝心のサービス自体は未完成で、数多ある貴重なアセットをサービスに落とし込みきれずに必死で試行錯誤を繰り返しているのが今なのかなと感じています。

さて、PharmaXはこれから本番です。

各方面のスペシャリストが集まって、散らばるダイヤの原石を紡ぎ合わせていくことで、一人一人の価値観を変え、そしてコミュニティの価値観を変え、大きなうねりとなって世の中に新しい価値観を根付かせていく、その前夜感を日々感じられる場所です。

世の中の変化を肌で感じたい方、その変化を自分の手で生み出していきたい方、どうせ仕事で人生の時間を費やすのであればより大きな課題の解決に投じてみたい方……
ぜひぜひPharmaXでお待ちしています!


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