結局果物って体にいいの？悪いの？

これまた、薬局でよく聞かれることです。

悪いってことはないんですが、食べ方には注意が必要ですね。

果物の糖は、「果糖」と呼ばれていますが、血糖値の上昇が緩やかというのが特徴です。なので、
・糖尿病の方でも積極的に摂りましょう。
・フルーツでビタミン・ミネラルを補いましょう。

と言われています。

でも、
その代わりというわけではないのですが、すぐにエネルギー変換されて中性脂肪となり、余剰分は脂肪として蓄えられるので、ダイレクトに太ります。
中性脂肪が高めの方・脂肪肝・肥満を解消したい方は摂りすぎないようにしましょう。

また、
「甘いもの控えているのに痩せない・・・」
「血糖値がよくならない」という方に、
果物を食べているか聞くと、「食べてます」と言われる方多いです。

甘いものと果物ってなんとなく別認識なんですよね。

厚生労働省では1日200ｇの果物摂取を推奨していますが、

２００ｇの果物は
・りんごで１個分
・ぶどうで一房分
・桃で２個分

となります。
確かに果物は血糖値があがりにくいですが、全く上がらないわけではないので、血糖値が高めの方も少し控えることをおすすめします。

あ、あと、スムージーなんかにするとすぐに吸収されて急激に血糖値が上がりますので、果物を摂取するときはそのまま・まるごとが良いですね。

体に悪くはないんですが、摂り方には気をつけてくださいね

それでは。

あなたの食習慣は病気を予防する？それとも引き起こす？
気になる方はチェックしてみてくださいね。
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