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入院5日目 病人らしい1日 & 手技披露

 4時ごろ起床。

 6時半ごろ血糖値測定 161。朝の最低値だ。はじめて使ったビクトーザがきいてるのか?とりあえずGoogleスプレッドシートにまとめることにした。

 便器自動洗浄機能の悲劇からやっと検便を提出できた。しかし今日は土曜ということもあって他の検査も何もかもやすみだ。

 デイルーム(休憩室をこう呼ぶようだ)に行くと、忍ちゃんの人形が置いてあった。

 不死祈願か?それとお供になっているニワトリ。方向だったら酉は西を意味している。こっちは東館だ。おそらく干支で、それは去年の干支だから2017年からこのテーブルがメンテされていないということだろうか。

 8時ごろ朝食。ついに味噌汁がでた。いつもの1/3ぐらいしかないが。

 それにしたって米を食い過ぎである。なかなか血糖値が下がらなくても努力の余地がないというのはツライことだ。いやまて、これだけ食べてもいいってことは退院しても割と食べていいということでは?

 月に1度は食べるであろう冷凍食品の日清担々麺を調べてみたらなんと350g、先日の授業でいえば7単位である。昼・夜合計値ぐらいやんけ。血糖値爆上げだ!バランスよく食べろ理論、腹減らして食べたら血糖値超あがってしまう理論から言うとこれはなかなか食べるのは難しい食い物だな。

 そうやって普段食べているものの単位を確認したりしていたら10時をすぎた。面会時間だ。土曜なのでみんな嫁さんやお子さん、お孫さんがお見舞いにきていて、近くにいるのがツライ & 気まずいので4人部屋病室を脱出。休憩室もどこもかも同じことになって居心地が悪い!ソロプレイヤーはソロプレイヤーだけで病室構成してくれ。俺のメンタルもケアしてくれ!いや冗談です。そんなこと微塵も思わないです。愛用のイヤホンをしてYoutubeを鑑賞するという文化的な行動に勤しむ。ダディすげえ、こんな調理器具みたことねえよ。

 11:43 血糖値測定 212。ビクトーザ常用試験のため、インスリンはもうなし。

 セールで買った甘城ブリリアントパークをKindleで5巻一気に読んだので続きを買うかなー?とPCでストア開いたら宮城谷昌光先生の劉邦がもうUnlimitedにきとるやんけ!

 上巻だけか。さて申し訳ないが甘ブリの続きはまたセールのときにでも買う。積まれている本はまだまだあるのだ。

 12時ごろ昼食。なんかまわりはカレー食べてるが私はそうじゃない。でも確か指定したような記憶が。3日前ぐらいに献立から選ぶマークシートを渡されるのだが、そんな昔に書いた書類の内容なんて覚えてない。

 メシ食ったら眠いので寝た。寝て起きてを繰り返しながら夕方まで突入。

 17時半ごろ夕食前血糖値測定 224。看護師のお姉さんの手ほどきでビクトーザを自力で初めて注入した。いろいろなものが科学の勝利というものを感じるほどすごい。使い捨てのウェットティッシュ的なものの入れ物、見た目が完全にコンドーム。密封が大事なものはみんなこうなるのであろう。

1. ビクトーザ薬液入れのゴムキャップを消毒
2. 針を装着『空打ち』に目盛をあわせて針を上に向け
3. 薬剤入れをデコピンして気泡を上方にため
4. 薬液がでるまで空打ちを繰り返す。
5. 次は目盛を注入量にあわせる。同じところに連続して打たないように留意しつつ、腹の肉をつまみ、消毒し、その部分に上長にビールを注ぐがごとく目盛を上向きにして自分で確認できるようにし、バイオハザード5でシェバにたくさんしてもらったように打ち込む。
6. グッと注入し、10数える。
7. 引き抜き、インナーケース以外の針ケースを装着して反時計方向に回して針ごと外す。
8. ビクトーザのキャップを戻す。針入れに捨てる。

 こんな感じだった。ここでお姉さんから「手技」という用語がでたのだがなんのことかわからなくて何度も聞き返した。悪いことをした。

 夕食はシーフードカレーがでた!ヤッター!しかし箸しか持ち込んでいないのでチャンカレ折状態。明日帰ったらスプーンもってこよ。

 外出許可申請を出す。「外で食事はとらないこと」を条件に許可される。せやな。

 そしてまた寝る。

 21時半ごろ、就寝前血糖値測定 218。

 そしてまた寝る。

 

 

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