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入院2日目 栄養指導・臨床試験同意

 レニン採血と項目にあるが、朝目覚めた直後で頭を起こさない状況で採血するとのことで、看護師さんと朝6時に設定した。

 案の定5時には起きてしまったのだが、がんばって2度寝して採血にくるまで耐える…。そして半分ウトウトしながら採血。朝からまさかの8本抜かれる。

 7:30 朝食前の血糖値は200ぐらい。インシュリン注射する。体重は97kg。朝食は食パン2枚でてビビる。結構炭水化物食べるんだなあ。そしてベビーチーズと俺の朝食と変わらん。

 神経伝達の検査に行く。電極を手・腕、足・すねにつけてビクビクするやつ。結構痛くて笑ってしまう。看護師さんいわく女の人のほうが耐えられるとのこと。筋肉量の問題じゃないのか?まぁ女性のほうが痛みに耐えられるとはよく伺う話だ。ていうかこれ電極プレイやんけ!エロ動画でみたことある〜。昨日は触手、今日は電極、、、。

 12:08 昼食前測定、血糖値241、インシュリン注射。昼食は焼き魚定食。

 13:00 ごろ、栄養士と面談。会話して得た新たな話は以下

・ヨーグルトや牛乳などチーズ以外の乳製品は乳糖が含まれているので血糖値は上がる。

・インシュリン抵抗性というものがあり、ホルモンであるインシュリンが分泌しても効果がでにくいことがある。それは脂肪細胞の効果である。

・逆にインシュリンではなくとも血糖値を下げてくれるものがある。それは筋肉である。脂肪を減らして筋肉をつけろ。

・とれない野菜を「おみそ汁の大革命」で補っている私であるが、今回夜・朝・昼とおみそ汁が一切でない、どうしてか?の答えが「糖尿病は血管の病気とも言える。さらに塩分量が血管に増えると打撃が大きいため」「基本、加藤さんだけでなく、この食堂では出ない」

 なるほど。やっぱり筋肉か…。

 検便があったんだが便座の自動洗浄機能?とやらが便利に働き見事に失敗する。検査キットを使った直後にミスト状の水がざーっとかかり、検査キットがキレイに洗浄されてしまった…。

 そして15時から栄養指導。ここで朝・昼・晩とパンや米がそれなりにある理由について説明を受ける。曰く「食べてはいけないという食品はない。食べれば治るという食品もない。バランスが大事」とのこと。

 笑えたのは油類欄に「豚バラ」「ベーコン」「ピーナッツ」「アボカド」があったこと。これらはタンパク質とかじゃないらしい。まーせやろなあ。

 それでは1日の献立を作ってみましょうというワークショップ。

 標準体重は 身長(メートル)の二乗 x 体格指数(BMI)  で今回はBMI22を用いる。身長は 1.74m として 1.74m^ 2 x 22 = 66.6kg が標準体重となる。

 必要エネルギー量は 標準体重 x 身体活動量 で今回は身体活動量はいろんな仕事の人の間をとって 30 とする。 66.6kg x 30 = 1,998 kcal

 食品交換表は1単位80kcalなので、 1,998kcal / 80kcal ≒ 25単位

 そして25単位を朝昼晩3食に分けて食品交換表から献立を決める。ただし

表1 穀物・いも・炭水化物の多い野菜と種実・豆
表3 魚介・大豆とその製品・卵・チーズ・肉
表6 野菜・海藻・きのこ・こんにゃく

 は毎食必須というルール。なるほど。これはアプリ化してもおもしろそうだ。しかし、あらかじめ計画し、そのとおりに実行するなんぞ俺が人生で一番できないことである。キモは食品の分類と単位の把握だろうなあ。

 18時ごろ、男性主治医が登場。挨拶と臨床試験についての説明。同意書にサインする。曰く「尿検査もでてはいけない数字がでている」私からの質問「そうとう悪いのか?」の回答は「そうですね」とのこと。うーむむ。

 さらに話を伺うと「食事だけでは糖尿病にならない。どうして加藤さんがそうなっているのか今調査中で、なかなか本格的な治療が始まらなくてもどかしいかもしれないが検査を続けてほしい」とのこと。

 夕食前血糖値測定、168。200を割ってるのでインシュリン注射はなし。

 翌日のスケジュールを看護師さんから紙で渡される。うへー8項目もある。胃カメラがあるので翌朝はメシ抜き & 水抜き & ノーインシュリンとのこと。

 21時ごろ。睡眠前の血糖値は300近く。ドーンと倍になっとるやんけ!寝る前はインシュリンなしらしい。そして大量に並ぶコカ・コーラゼロのペットボトルを見た看護師さんが「飲んでいいか主治医に確認してきます」→「ダメです。明日から飲まないでください」とのこと。マジかよ!コーラ断ちははじめてかもしれぬ。

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