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2月26日(火)〜3月2日(土) 肉と米と私

2月26日(火)

最近はなんかやりたいこともなく、食べたいものもなく、一日中一日が早く終わればいいということばかり考えている。春になるとマシになるだろうか。

ここ2年くらい花粉症の症状が出るようになって「ついに来てしまったか……」と思ってたのだけど、今年はニュースによると花粉は既に飛んでるらしいけど、まだ特に症状がないな。でも安心するのはまだ早いか。

何もする気がしない。

2月27日(水)

7、8年前から歴代の壊れたスマホをずっと溜め続けていたのだけど(iPhone 3GSとかそんなのから)、いい加減捨てよう、と思って近所の区民センターみたいなところに持っていって、リサイクル箱みたいなところにガチャガチャと入れた。都市鉱山というやつでオリンピックのメダルになったりするらしい。売ったら数百円くらいになったりはしたんだろうか。わからん。

夜、鼻がぐずって目が痒い感じが少しする。やっぱり花粉症来てるのだろうか。来なくていい。

元気のないときはある程度知ってるコンテンツをひたすら摂取し続けたくなるものなので、小谷野敦の本を読み続ける。『とちおとめのババロア』『私小説のすすめ』『芥川賞の偏差値』など。
小谷野先生の本は、博識とゴシップと毒舌がいい配分で混ざっていて、しかも大量に出版されているので無限に読み続けてしまう。
『とちおとめのババロア』は、あのひねくれものの小谷野先生がこんな読後感の良い話を……、という感じだった。出会い系サイトで出会った女性が皇室の女性で結婚しようとする話が、時事ネタである天皇の生前退位と絡めながら語られるというものだけど。設定が奇抜なほうがストレートな話を書きやすいのだろう。よしながふみが日本全体を男女逆転させた『大奥』で初めてまっとうなラブロマンスを描けたとか言ってたのを思い出す。

ちょうど枡野さんが日記に貼ってたのでこの対談を読む。私小説を書くにはまず年表を作るといいらしい。あと、ここで小谷野さんが枡野さんにすすめている、相手の立場から自分を書く、というのをやってみるといいかもしれない。いいかもしれないと思うけど、今の自分にそれを書ける力はない気がする。でも、書けたら何か自分が成長しそうな気がする。

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