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San Agustin Church, Intramuros, Manila, サン・アグスチン教会、イントラムロス、マニラ (2)

サン・アグスチン教会の続きです。一般的にサン・アグスチン教会(San Agustin Church)と呼ばれるようですが、Archdiocesan Shrine of Nuestra Señora de Consolación y Correaやthe Immaculate Conception Parishとも呼ばれるようです。少しややこしいですが、聖パウロ(St. Paul)に捧げられています。現在の会堂は3代目として1607年に完成。他の教会同様、マニラで発生した大きな地震や戦争に度々巻き込まれますが、サン・アグスチン教会は倒壊や破壊から逃れ、現在に至っています。

マニラの歴史地区にあり、世界遺産であることから、フィリピンに旅行に来た知人と訪れたりする機会が何度かありましが、週末は結婚式を挙式しているケースが多く、会堂に入る機会は限られました。珍しく教会の中に入ることができた時の写真です。会堂内は荘厳で、ヨーロッパや中世の教会の雰囲気を感じます。

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祭壇には一つの聖像が設置されていますが、周りにはいろいろな聖像があり、それぞれ色彩鮮やかで絢爛。

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会堂には身廊と側郎がありますが、身廊だけに座席があります。側郎は会堂を支える柱・壁により区切られ、小さな祭壇や聖像が設置されています。

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会堂の右側前方より左側の翼廊や身廊を望みます。

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会堂右側の側郎と翼廊方向。会堂の隣は博物館となっており、回廊に面しています。

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扉の向こう側は博物館の回廊につながっています。

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天井は一面に彫刻のように見える細かい文様が描かれています。

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会堂の後方部方向、入り口がある薄暗い1階と日が差し込む2階のコントラストが美しい。会堂にはアーチが多用されており、堅牢な造りとなっているようです。窓から午後の日が差し込み神々しい。

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会堂入り口。会堂とは異なり天井が低く、歴史を感じる造りです。

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2階部分はパイプオルガンと聖歌隊のスペースとなっています。

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2階へ。中央に古そうな譜面台と楽譜があります。現在も使っているのでしょうか。

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壁に沿って席が設置されています。時間が止まったような空間です。

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バラ窓になるのでしょうか。ステンドグラスから日が差し込みます。壁が分厚いことがわかります。

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2階からの会堂の眺め。シャンデリアはパリからのものだそうです。

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会堂に隣接する博物館の回廊。昔は修道院や教会の施設だったようです。

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中庭から教会の鐘楼を望みます。南国の樹木が生い茂り、フィリピンにいること思い出させます。説明にはInner Gardenとして修道士たちの平安と瞑想の場であったとの記載があります。

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会堂の外へ。駐車場には車が一杯です。

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近くのホテルの屋上からイントラムロスを望みます。中央右手にマニラ大聖堂の会堂と塔が見えます。左側にサン・アグスチン教会も見えますが、建物に埋もれてしまっていますね。

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2019年5月訪問。

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