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#24 怒りの三拍子

私は今猛烈に怒っている。怒っている。

頭までカーッと血が上って、顔が火照った。
腹の底にマグマでもあるんじゃないかと、胃や腸が全部ひっくり返りるんじゃないか、腹の底から全てが煮え繰り返りそうになっている。

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数ヶ月前から予定していた旅行。決まったと同時に職場にも申請していた。
大好きなアーティストのライブの後の流れで旅行。何度でもいうが数ヶ月前から予定していた。

それなのにそこの休みをずらせないかと連絡がきた。
まあそこまでならまあ、大変だよなで済むけど
その人は「ついで」感覚で重要且つ爆弾的な話題を2,3つ落としてきた。

そこで休みをずらせと言われた事に付随して着火した。
もともと私の動線はかなり短いし、火力は抜群。

体の内側から炎が出てきそうなくらい怒っていると
「私ばかり」って感情が溢れてきた。

〇〇さんの連勤は心配するのに、先月私ばっかり10連勤させている。
私ばかり早番、遅番、夜勤など全シフトをこなしている。
自分はきついシフトに入らないのに、私と〇〇さんばかりキツイシフトで組まされる。

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久しぶりに煮え繰り返る怒りを体験して考えたことが2つ。

1つ目は「怒り」の表現のわかりやすさ
・カーッとなる。
・腹わた煮え繰り返る
・怒り心頭に発する。など

今回のようにまじムカついている時、
「今頭に血が上ってカーッしている」「腹の底からグツグツきている」が体験できた。
この怒りの三拍子は、体が熱くなってものすごいエネルギーを感情の消費に使っている。
怒りってすごい。

2つ目は「誰の声」で怒っているのか

最近は職場に感情共有できる先輩ができた。
まあ、愚痴を言い合える先輩なのだが。

愚痴を共有しすぎるとある事柄が起こった時に「あ、あの時この人がこう言ってたやつだ」と思う。
それは本当に自分の言葉なのか、思いなのか、感情なのか、わかんない。
多分自分の思いではないはずだ。

後から冷静になって「自分の声じゃなかったなぁ」と振り返った。
10連勤は嫌だと前に伝えたし、正直全シフトをこなすのは嫌じゃない。

先輩から「きいこちゃんばかり全シフトこなしてきついよね」って言われたから
「私きついのか〜」ってインプットした。

「全シフトこなすのはきつくない」のが自分の本音だからちゃんと自分の声に耳を傾けよう。

愚痴を言うのも「大変だよね」って心配されるのも正直心地よい。

目先の心地よさだけ取っていると、感情を消費しがちになるなと今日の学び。

まあ本当にムカついたけど、
朝から怒らせてくれて、学ばせてくれた上司に感謝の花束を。
(本当いい性格しているわ、私)

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