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100円朝食に切なくなる初夏。(毎日note79日目)

とある学校が、学生向けに100円朝食を始めたという。
物価高な昨今、日々生活するので精一杯で、朝ごはんまで回らないという学生のために、各大学の後援会や同窓会の支援を受けて行われる。

こんなことをしないと食べていけないほど、世の中はとても貧しくなってしまったのかと、なんだか心が苦しくなってしまう。

安くていいもの、いわゆる「コスパがいい」ものを日本人が求めるようになってしまったのも、日本が全体的に貧しくなってしまったからだと思っている。

「普段250円もするカップラーメンが、ここのスーパーでは110円で買えたの!」
と、喜びながら帰ってきた母。

先日、母と一緒にそのスーパーに買い物に行った。
普段300円近くする卵が200円台前半で販売されていたり、有名どころのペットボトルのお茶が1本80円台前半で販売されていたりと、確かに安く買えるスーパーだと思う。
(あまり安く感じなかったらすみません)

そんなスーパーには、少しでも安いもの、いいものを求めてたくさんの人が押し寄せていた。

安いスーパーに人が群がってしまうほど、皆んなが貧しくなってしまったのだなと。

切なくなってしまった、そんな初夏。

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