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IJ instruments PG5 type pencil

金属製だよ!
かっこいいよ!

イギリスで活動している工房である「IJ instruments」が制作していたPG5。
アルミ・ステンレス・真鍮・チタンなどから削り出し様々な金属製筆記具を販売している。

様々な製品の中でも「PG5 type pencil」とP205をベースとした「number9」が日本で人気を博しているようだ。

自分の購入したモデルは真鍮製であり、いくつかあるグリップ形状の中でも円筒状のローレットのタイプとなっている。
(PG5 type pencilは現在廃番)

最初から結論言うと真鍮のタイプは書きづらい。重い。
ステンレスかアルミのタイプだと書きやすいかも。

グリップのローレット、かっこいいね。
きめ細かな面がしっかりグリップしてくれる。
六角軸もロットリング600を想起させるような無骨な印象を醸し出しているね。

硬度表示窓、リング止め金具、ノック部までも真鍮製。金具の精度は高く、ズレなどがない。

またクリップはぺんてる純正Y字汎用クリップを搭載している。

部品構成。
通常品のPG5とほぼ同じ構成となっている。
相違点としてはクリーナーピンの有無とか。

金属製パーツが多いこと、削り出しの真鍮であることから前述した通り重量は32g程度と重い。

その他工房のカスタム軸と比較。
mijaewoodの寄木PG5、steef&co.のハイブリッドウッドPG5を所持しているがどれもいいデザインをしている。

3本ともPG5のオリジナリティを残しつつ美しい軸に換装されているが、IJの製品はその中でも際立ってかっこいいと思える。惚れる!

PMGの金具をつけて遊んでみた。
バイカラーとなり高級感が増すが0.3mmという芯径にこの重量は相性が悪かった。
カラーはマフィアが指輪とかでつけてそうなギラギラ感がある。これは使いづらいなぁ…

という訳でIJ instruments PG5 type pencilを軽く紹介した。
PG5の形状・機構の良さを残しつつ全く別物にカスタムされたペンであった。重いが故に筆記面では人を選ぶが見た目が刺さるなら買うことをおすすめする。
グリップの種類もいくつかあって面白いよ。

それでは次の記事で!

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