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ニューマン 木目調

お久しぶりです。
前回の記事は有難いことに30人近くの方に
スキを頂けました。本当に感謝です。

1度離れると書き始めるのが億劫になるnote
ですが、このペースで更新していこうということで今回はペン単体での紹介となります。

                        ニューマン 木目調

廃番の文房具を探していると1度は見かけたことがあるのではないだろうか。
今回の記事ではニューマンの歴史についてはカットし、このペンに焦点を当てて紹介していこうと思う。

ニューマンについてはじーふくんの動画を
ぜひご参照 https://youtu.be/Dz1Kw8HdW1E

・デザイン

全体的に情報量の多めなデザインとなっている。当時の製図用シャープに多く見られる、細身でスタイリッシュな形状。
軸はグリップと上軸でデザインが異なっている。

・グリップ

グリップは黄色へ加工されており、素材は恐らく
ステンレスが使用されている。(有識者の方おられましたら是非コメントで教えて頂きたいです)

また、螺旋状の横溝、直線の縦溝により格子柄となっていて、スミ入れが施されている。

似ているペンだと内田洋行ドローイングシャープEなどが上げられると思う。

このペンで1番好きな部分だ。

・上軸

このペンが木目調と呼ばれるのは上軸のデザイン。
樹脂軸にLAMY2000ライクのヘアライン加工となっている。ハイメカ100xに近い。

クリップはパイロットのホルダーシリーズと似た形状。軸の上には金属リングが付いているがよくここの部分が無くなっている個体をネットで見かける。破損しやすいのだろうか。

細かく均一な加工となっていて、樹脂は薄いので実例を見たことはないが軸は強く締めすぎると割れる可能性はある。

・刻印

硬度表示窓のリングにNewman 0.Xmmと刻印されている。浅い刻印で主張は控えめだが簡素でわかりやすいデザイン。

・分解

分解

あまり部品数は多くなくシンプルな組み立てとなっている。
芯タンク、機構も金属製で、消しゴム・軸・戻り止めゴム以外は金属製(推測)

手持ちのスーパー3と比べてみたが、機構は共通で芯タンクの長さなどが違った。

・機構

ぺんてるのPGシリーズと似ているがノックの感覚的にはこちらの方が堅牢感は感じられない。

また芯タンクから芯が降りてきづらいことがある。
ニューマン製品は内部機構が弱いと聞いたことあるが木目調はこれ1本しか所持していないので不明。

自分はスライドパイプと固定パイプを所持しているが、スライドパイプはガタツキが皆無に等しい精度で安定している。

・書く

芯は純正ニューミクロ芯0.3で筆記具してみた。
あくまで個人の感想になるが、グリップがなだらかに細くなっていて握りやすくはない。また内部機構もカタカタと振動してしまう。

また0.3のためさらに弱々しく、普段使いは自分にとっては厳しかった。やはりコレクション用途で収集される方が多いようだ。

実用を目的とされている方には0.5を勧める。

・最後に

デザインがレトロで洗練されたものを感じ購入し、5ヶ月が経ちました。noteには情報が少なかったため綴りましたが、購入を検討されている方、気になられている方に少しでも役立ったら幸いです。

最後までお読み頂きありがとうございました!
次の記事でもよろしくお願いします

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