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せーのっ!筆箱紹介(長編)

長編筆箱紹介です。

最近は文房具のモチベがかなり上がっているので中身のペンの数がかなり増えました。

数が増えると当然使いづらくなるのですが、幸せなのでOKです!

最近サボりすぎで手抜きな記事の連発ムーブをかましてたので今回はかなり長編にしようと思います。(かなり長いので時間ある時にどうぞ)

それではやっていきましょう!

・ペンケース

ラダイトのデニムベンディペンケース。

文房具にハマった時から使っているので2年と少しくらいです。
購入当初はバリカタだったデニムも今ではかなり柔らかくなりました。確実に馴染んできてます。

そして前回の筆箱紹介までのペンの本数だとかなり容量が空いていたので今回の数で満タンと言ったところでしょうか。

1年目は色移りなどもありましたが何度も丁寧に洗濯をするとそれもなくなりました。

それではペンの紹介に移りましょう。

・ペンシル

・IJ instruments PG5 type pencil

イギリスのIJ instrumentsが制作していた軸です。ブラス軸でずっしり堅牢です。
クリップは外しました。外した時の見た目も秀逸ですね。

詳しいことは前回記事で綴っているのでそちらを見て頂ければ良いかと思います。

・SMASH

原型はどこへ…といった状況ですが僕が1年前、中3の時に作った芯ホルダーです。
言ったらなんですが市販のホルダーの方が使いやすくて当たり前。ですがやっぱり愛着の湧いているものを使いたいですよね。

2mm専用、クラッチ式で芯はマークシートペンシルから移植したFを使用しています。

・tekagraph 9603

異形ですね。
60年代のFaberーcastellの芯ホルダーです。
芯はマルスの2mmHB。

グリップはおそらくABS、軸は真鍮にメッキとなっています。またグリップは特徴的なおにぎり型の三角形をしており、手にフィット!とは自分の場合はいきませんでした。

LAMYサファリなどは自分にとってかなり握りやすいのですが、この三角形はサファリよりもかなり持ち方制限を食らうことになり字が綺麗にかけない、指が痛くなるという事態に。

人によってはかなり高評価なのでしばらく使い続けて手を慣らそうということで筆箱に入れています。

余談ですがグリップが黒であり流通量が多いtekagraph9603、グリップが緑の希少なtekagraph9603がドイツ国内版であり、米国輸出版のlocktite fingerーfit 9603という緑の個体もあるようです。

・automatic

パイロットが80年代に発売した製図用オートマチックシャープペンシルです。

定価は3000円。仕様としてはステンレス軸でダブルノック式、オートマチック機構搭載です。

特徴的なグリップはエッチング加工に定番の黒染めとパイロットお得意の仕上がりです。

クリップの着脱部は樹脂になっており、ニューマン製図用2000円モデル(製図用蝕刻)と良く似た形状になっています。こちらのペンの方が後発(ニューマンの事業撤退後)なので、パイロットがニューマンを参考にしたのでしょう。

型番はHAT-300S-S-05、呼称としては「オートマティック」と呼ばれることが多いですね。
当時のカタログ上ではオートマティックがHAT-300S-S-05、オートマチックがHATー500MーGY(Hー5005)となっていました。

また同社ハイメカホルダー(100X〜300X)にはダブルノックのスプリング圧による軸割れの危険性がありましたが、こちらのペンはステンレス軸なので怖がる必要もなし!素晴らしい!

肝心なダブルノック機構・オートマチック機構は体感としてはオートマックとほぼ変わらないのでぺんてるには敵いません。摩擦が大きく字が薄くなります。

ダブルノック機構についてはシリコンスプレーで滑らかになるかなと思ったのですが、シリコンオイルがボールチャックに染みると不味いのでグリースにしました。

筆箱にはペンシースに入れサイドポケットにしまっています。

・S20

2〜3.15mm対応の芯ホルダーです。
マーカーにしたり、黒鉛芯を噛ませたり。

特に書くことがないので飛ばします

ペンシルだけでかなり長くなりました

・ボールペン

・細字4色

パイロットの振り子式多色ペンです。
生産数・流通量も多いため文房具好きの間では人気ですね。

軸はグラフ1000などの製図用ペンシルよりも細いのですがグリップには複数溝があり、あまり滑らないです。素晴らしい

これは買ってからの後悔ですが、細字3色にすればよかったと思っています。
正直色窓の間隔が狭く、色を分けるのが難しい時があるんですよね。あと黒は単色ボールペンにして赤青緑を入れるとか。

自分は黒の使用量が多いのでD1だとすぐに無くなってしまいます。

・ローレットサラサ(M16)

先程書いた通り、黒の使用量が多いため単色でも筆箱に入れることにしています。
最近はLAMYのM16リフィルをこのように突っ込んで使っています。ねっとり高粘度系の海外リフィル大好きです。

透明×金属、かっこいいですよね。
リフィルの印字が見えるのも萌えます。

バーコード

・マーカー系

・tintenkuli/tiku

rotringの銀ティクです。
ティンテンクリ/ティクはrotringが1928年から70年代まで販売していた主力商品であり、無数のモデルが存在します。

その中でもメタルキャップのティクはかなり後期の方に販売されていた比較的新しいタイプのモデルです。

以前は同社製図用万年筆のラピッドグラフをマーカーとして使っていましたがこちらに乗り換えました。

機構はピストンフィラーで一般筆記用。
ラピッドグラフがベスト型なのに対しこちらはバランス型となっています。

銀ティクのメタルキャップには2種類ありますが、自分の個体は天冠が平らなタイプです。

撮影時には丁度インクを抜いていましたが、普段はペリカンハイライターのイエローを飲ませています。ニブは銀ティク純正クリアニブの先端をリューターやサンドペーパーで調整して0.4mm程の線が書けるようにしました。
滑らかで良い感じです。

機構側にはシリコンスプレーを吹いて動作が滑らかになるようにしています。

・ローレットサラサ

先程のM16リフィルのボールペンと同じ物にエナージェルインフリーのターコイズを入れています。
インフリーのリフィルはカラーの樹脂なので透明軸に入れると綺麗ですね。

滑らかで書きやすいですが本体が脆く軸が割れやすいので定期的に交換しています。

・スタイルフィット

なんとかオレンジのスタイルフィットです。
こちらも透明軸でスプリングが見えるのが良いですね。インフリーのターコイズと相性が良い色をしています。

・万年筆

kaweco sportのV16です。
1972年に開催されたミュンヘンオリンピックの公式筆記具として採用された万年筆です。
当時のkawecoの主力万年筆だったので流通量も多く比較的簡単に手に入るペンですね。

かなり小さくコンパクトなペンなのですが、ペン先はフーデット14Kニブであり吸入方式はピストンフィラー。かなり本格的な万年筆です。

字幅はF。インク窓はブルーの樹脂で、神戸ink物語から「布引エメラルド」を飲ませています。

細さ比較
キャップをポストすると一般的なペンと同サイズになり扱いやすくなります。
ミュンヘンオリンピック限定メダル付きの2本差しペンケース

・小物類

・マルチルーラー 16cm

ミドリが販売している折りたたみ式の透明定規です。回転もかなり滑らかで、カチカチならない所が良いですね。地味に15cmではなく16cmあるところもありがたい。

・はさめるシザーズ

小型のステンレス鋏です。
とても薄く、携帯しやすいのが特徴です。
切れ味もかなり良くサクサク切れるので優秀ですね。オススメです。

・プエブロ 消しゴムホルダー

buddy's leather worksさんが制作されているプエブロレザーの消しゴムホルダーです。
確かライオンのNo.10を入れていたと思います。
購入時よりレザーにもかなりツヤが出てきて経年変化も楽しめています。

・No.201 sharpener

velosが販売していた簡易型芯研器です。
トキトキに削れるのでずっと使っています。

こんな感じ。
かなりの数があるのでオフ会などで配ってます

・最後に

過去一長い記事になりました。
いつもはペンについての説明も少なかったのですが、1度このように凝縮された記事を綴りたかったのですが、最後まで読んでくれた方には本当に感謝です。ありがとうございます。

また次の記事もよろしくお願いします!

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