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2021/1/13記事 キャリア 転職名人


記事より
・ピーステックラボ社長の村本理恵子さんは、61歳で個人間レンタルサービス「Alice.style」を起業
・ウーマン・オブ・ザ・イヤー2021の受賞者
・「自分の転身は常に、人との出会いがきっかけだった」
・「大学で70歳まで働くこともできたけれど、もっとワクワクしたい気持ちが大きくて」
・「引退? 何も考えていません。走りながらバッタリ死ぬのが、自分のなかの理想ですね」
【村本さんのプロフィール】
1979年 時事通信社子会社で消費者調査に従事。
1989年 専修大学経営学部専任講師、1997年同大学教授。
2000年 ガーラ代表取締役会長就任。
2005年 法政大学経営大学院教授。
2007年 エイベックス入社。
2016年 ピーステックラボ設立。


村本さんの経歴は、『ライフシフト~100年時代の人生戦略~』の中で紹介されている「マルチステージ」をそのまま体現されていますね(笑)

◆会社員 → 大学講師 → 大学教授 → 代表取締役会長 → 大学院教授 → 会社員 → 経営者(現在)



『今、面倒なことの多くが10年後にはラクで当たり前になる。次の当たり前をつくるつもりです』という発言からも根っからのビジネス志向が強い方なんだなという印象を受けました。

変化を恐れず、未経験でもチャレンジしていく姿勢が素晴らしいですよね。村本さんのキャリア形成は、「ハイリスク・ハイリターン」という本来の「戦略的なキャリア形成」のスタイルだといえるかも知れません。
自分のコアスキルを活用しながら異なる業種、ステージを生き抜くことが求められるので、大いに参考になりますね!

現在のような「変化の時代」においては、何もせずにいることは「ローリスク・ローリターン」の戦略なのですが、これは行き詰って破綻する可能性のほうが高そうです。

そこで第3の選択として考えられるのは「ミドルリスク・ミドルリターン」の戦略です。孫子でいうところの「不敗」を目指すスタイルです
人生の変化やピンチは容赦なく降ってくるので、優先順位をつけて対応し、仕事とプライベートで同時にピンチを迎えるような二正面作戦をしないことが鉄則となります。

並行して、「不敗」の態勢を強化することにも重要です。この場合の解釈として、「不敗」=「戦わずして勝つは最善」というのは、仕事やプライベートにおいて大きなマイナスになる出来事に遭遇しないよう、兆候を掴み、先手を打つということになります。いわゆる「リスク予防」です。

「体調不良」・・・健康管理、ストレスマネジメント、趣味開拓
「失業・異動」・・・スキル向上、社外人脈、資格取得、自主学習
「老後不安」・・・ライフプラン確認、節得、資産形成


もちろん状況が好転したり、強力なパートナーが得られたら積極的攻勢にでます。参考になりそうなのは、大英帝国です。
小さな島国だったイギリスが世界を支配できたのは、「情報管理・戦略思考・資源確保」だと考えます。
ヨーロッパというグループにどうしても馴染めなかったイギリス(半分は自分のせい)は海外にチャンスを求めます。特にインドというパートナーに出会えたことが飛躍につながった一番の要因です。
その後、インドは独立し、EUからも離れたイギリスの運命は「新しいパートナー」に出会えるかに掛かっています。どのような選択をするのか注目したいです。

ここでは再び『ライフシフト』に紹介された人間関係の重要性があてはまります。パートナーである家族・友人などと良好な関係を築くことでエネルギーが生まれます。それが幸福の源であり、人生を豊かにしてくれる原動力となるのです。

結論、出会いや家族・友人を大切にすることがベースですね!

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